voiceソラマドに住む人たち

interview河村邸

河村邸 完成後インタビュー

新築

自然美をひとりじめする、
癒しの景観に包まれた住環境

ソラマド大分_施工後_河村邸-1

河村卓実さん(30)
真奈美さん(34)
侑真くん(4)
侑実(うみ)ちゃん(2)

長年暮らしてきた大阪からご主人の実家がある大分へUターンし、ソラマドの家を訪れ新居を構えました。

家を建て、新たな暮らしを営み始めた河村ファミリー。
今の暮らしについてインタビューしました。

 

見晴らしのいい新居で変化した家族の心境

景色を最大限に生かした間取りになってますが、実際に暮らしてみていかがですか?

 

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卓実さん想像通り、いやそれ以上です。 玄関から入ってすぐに田んぼと山の絶景が広がっているのがたまらないですね。ここを全面窓にしてもらってよかったです。広さもちょうどいいし、鶴見山と由布岳も見えるんですよ。

 

 

リビングが北向きとは思えませんよね。

 

真奈美さんそうなんです。中庭から光を取り込めるのでいつも明るいんです。カーテン屋さんが来たときに「窓が多い家ですね」って言われました(笑)。

 

 

建物がロの字型になっている分、窓を多く使っているんですね。

 

卓実さんそうですね。日差しがあたりそうな部分だけブラインドをつけてもらって、あとは何もしていません。夕方に西陽が気になればおろす程度です。

 

 

生活スタイルに変化はありましたか?

 

真奈美さん前に住んでたアパートから距離もそんなに離れていないので、利便性などの生活スタイルはそこまで変わっていなんですけど、暮らしの「質」は上がったような気がします。

 

 

一番いいことですね。

 

真奈美さんアパートで作ってた時と同じようにご飯を作ってるのに「美味しい」って言ってくれますから(笑)。

 

卓実さんコンビニのご飯でさえも、この空間で食べると美味しく感じますから。

 

 

確か卓実さん、お酒が好きだって前回のインタビューで話されていましたよね?この景色を見ながら飲むお酒も最高でしょう。

 

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卓実さんもちろんです!ソファに座って絶景をアテに酒を飲んでます。

 

真奈美さん大自然がゆえに虫が…(笑)。でもこればっかりは仕方ないんでしょうけどね~。

 

 

そうですね~。そういえば子どもさんたちは虫が苦手って聞きましたが、どうなりましたか?

 

卓実さんようやくガラス越しに触れるくらいまでなりました(笑)。以前に比べたら大進歩です。

 

効率を考えた家事動線のおかげで、
平日も穏やかに過ごせる

施工前インタビューの際に、共働きで日々忙しいので家事動線をしっかり作りたいとおっしゃっていましたよね?

 

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真奈美さんはい、かなり助かってます。まず家に帰ってきて、ワンタッチで鍵が開けれることと、玄関からパントリーにつながっているので、買い物してきたものをすぐに収納できるのがいいですね。
朝の準備もかなりスムーズになりました。いろいろなことが時短できるし、家事を「家」に助けられているような気がします。

 

卓実さんうちの実家に湧水をもらいにいくんですけど、2リットルのペットボトルをコンテナに入れて運ぶのでかなり重くて…。前は2階まで運んでいたんですが、今は車を横につけてすぐにパントリーに入れることができるので本当に便利になりましたね。

 

 

水回りも便利そうですね。洗濯機の横に作業スペースがありましたね。

 

真奈美さんそうなんです。洗濯したものを以前は外に干していたんですけど、風で飛ばされてちゃって(笑)。それくらい風通しがいい場所なんですよ。それから洗濯機で乾燥までするようになりました。

 

 

洗濯機で乾燥して乾いたものを、そのまま設置した台の上で畳むことができるんですね。

 

卓実さんそうです。乾いたものを、その場で畳んで下に収納できるようにしています。移動しなくてもいいように作業台も収納も作ってもらいました。

 

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真奈美さんファミリークローゼットも大活躍です。そこに子どもたちの洋服も収納しているんですけど、それがうれしいみたいで率先してしまいに行ってくれたり、自分でお気に入りの服を選んで着てくれるようになりました。

 

 

ほかにも暮らしやすさはありますか?

 

真奈美さん家の中で子どもたちの所在確認がすぐできることかな。どこに行ったかわからない時でも、ロの字型で窓が多いので、視界から消えることなくすぐに見つけられるので安心です。

 

卓実さんそう言えば、思っていたよりもみんなリビングに集まりますね。子どもも自分の部屋からわざわざおもちゃをリビングに持ってきて遊ぶので。ここにいます、だいたい。

 

 

子どもさんたちは変わりましたか?

 

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真奈美さんだいぶ変わりました。アパートみたいに音を立てても怒られないので、のびのびしてます。お片付けも上手になりましたね。

 

卓実さん最近は、おばあちゃんちに行っても、外出してても「おうち、帰りたい」ってすぐ言います。家の中にいてもストレスがなさそうでコロナ渦の中、助かっています。

 

コロナ渦でも、新たな環境で目一杯楽しむ

真奈美さんは大分には慣れましたか? 前回はまだ慣れてないっておっしゃってましたが。

 

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真奈美さんだいぶ慣れました。職場も、土地にも慣れてきました。何事も「慣れ」ですね。

 

卓実さんここに住み出してからだいぶ気持ちが変わったんじゃない?

 

真奈美さんそうそう、ここに来てから変わりました。前の家だったら「いや」しか言ってなかったかも。

 

卓実さんケンカも減りました。場所が変わると、こうも変わるんだって。

 

真奈美さん穏やかにならざるを得ない、この景色を見てたら(笑)。でもこの人が一番変わったかもしれない。家の掃除をするのが好きになったみたいで。仕事から帰ってくるのが早くなったし。 
土・日は昼間からビール飲むのが楽しみで「早く買い物行こう」って、せかされるんです。 
もう「朝から買い物行こう、BBQしよう」って(笑)。

 

 

最高ですね。

 

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卓実さん実は今日もBBQをする予定…。早く買い物に行きたいです(笑)。帰ってきてすぐビールは冷やして…ってね(笑)。

 

 

今はコロナ渦なので、なかなか集まったりできませんが、大阪時代のお友達に動画とかで家を見せたりしましたか?

 

真奈美さんはい。見せたら「どこの工務店に建ててもらったん?」って聞かれましたよ。

 

卓実さん「モデルルームの写真、送ってくるな!」って(笑)。我が家って思われてない(笑)。大阪だとこんな規模の家を建てれないからビックリしてました。早くコロナが終息して遊びにきてほしいです。

 

 

ご両親からはどんな感想がきましたか?

 

卓実さん両家の親からは、まず「扉やドアが少ないね」って言われました。窓は多いけど、仕切りが少ないのがいいねって。

 

真奈美さんキッチンに関しては「丸見えなんやね〜」って。台所は人に見せないって概念があるんですね。うちは見せる収納なので、散らかさないように、ものを増やさないようにしています。

 

住んで間もないのに、
「やっちゃった」エピソードも豊富

実際に住んでみて、後悔した部分とかありましたか?

 

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真奈美さん特にないんですが私たちが浮かれすぎて、すでにもう1人ずつ家を壊したんです(笑)。

 

 

え!?それはどういうことですか?

 

真奈美さん私は家具を動かしている時に、壁にぶつけて側面を削ってしまったんです。

 

卓実さん僕は酔っ払ってデッキから戻ってくるときに、バーチカルブランドに足を引っ掛けてブランドを落とし、息子は網戸に気づかずに突き抜けてきたんですよ(笑)。とっさに子どもよりも網戸の心配をしてしましました…(笑)。

 

 

壁の削られた部分は補修されたんですか?

 

卓実さんすぐに下地と漆喰を塗り直してくれました。

 

真奈美さんもう肝が冷えました。謝罪しかしてません(笑)。

 

 

お風呂は施工前のインタビューで悩まれていましたが、どうなりましたか?

 

真奈美さん当時は肩湯が出るハイスペックなものがいい!って悩んでいたんですけど、結局ベーシックなものを選びました。

 

卓実さん肩湯、いらないっす、使わないっす(笑)。

 

真奈美さん今となっては「肩湯って何?」て感じですね。なんであんなにほしいって思ってたんだろう。

 

ギリギリまで悩んだ外構は、周りのアドバイスを参考に

115坪の面積に対して、建坪はどれくらいですか?

 

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卓実さん中庭を抜かして床面積が32坪くらいです。

 

 

数字で聞くよりも実際広く感じますね。

 

卓実さん住んでみて分かることなんでしょうが、本当にちょうどいいです。最初は数字だけ聞くと狭くないか?って不安に思いましたが、むしろリビングも余るくらいですから。

 

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真奈美さん子どもの部屋も分けてないし、中庭があることで広く感じるのかもしれませんね。あとはソラマドキッチンを設置するとダイニングテーブルがいらないので、そのスペースの分、広く感じるのかもしれません。

 

 

今後楽しみなことはありますか?

 

真奈美さん床下に「サーマスラブ」という暖房設備を設置したので、早く使う季節がきて欲しいです。

 

 

ヒーターパネルを基礎に設置して地中に蓄熱させて温めるというものですね。

 

真奈美さん秋くらいから使っていきたいなと思います。冬が楽しみです。

 

 

外構はどうでしたか?

 

卓実さん家の前の駐車スペースをアスファルトにしようと思っていたんですけど、コンクリートにしました。アスファルトにすると道路との境目がつきにくくて、乗り上げてこられたりするかもしれないと助言をいただいたので。「今から外構工事に入ります!」って直前に、コンクリートに変更させてもらいました。

 

 

金額的にはどちらが高いんですか?

 

真奈美さんコンクリートですね。コスト面のこともあってアスファルトにしようかと思っていたんですけど、やっぱり境界線はきっちりしておかないと、あとあと後悔するかなと思いました。

 

新たな世帯が加わり、
昔ながらの地域が活性してゆく

この場所は本当に面白いですね。住んでる場所は昔ながらの田んぼが広がるのどかな地域なのに、幹線道路がすぐそばを走っていて、商業地にも近い理想的な地域ですね。

 

卓実さんそうなんですよ。高速道路も近いし、学校も駅も近くて利便性もいいです。

 

真奈美さんかと思えば、田舎暮らしを満喫できているような気もします。朝5時には草刈りやトラクターの音がするんです(笑)。ご年配の方はみんな早起きでビックリ(笑)。地元の方から野菜の差し入れもいただいたりしてます。

 

 

おふたりが気さくだから、地域の方ともうまくやっていけそうですね。

 

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卓実さんあはは!そうですね。みなさん年齢が上の方が多いのでいろいろ教えていただいています。子どもたちにも孫感覚で接してくれます。

 

 

この地区の平均年齢下げましたね。

 

真奈美さんそうですね(笑)。でも最近はうちの他にも若いご家族が引っ越してこられたり、また今度近くにお家ができるそうで。若い方が増えてきて楽しみです。

 

卓実さんさ、スーパーにBBQの買い出しに行きましょうか。

 

真奈美さんほら、早速行きたがってますよ。やたら高いお肉を買おうとするんです(笑)。

 

卓実さんいいんです。家が新しくなってから外食が減りましたから。

 

真奈美さん高いお肉の場合は主人の財布からお金が飛んでいくだけなんで。家計には響きませんから、どうぞお好きなだけ(笑)。

 

 

いいお小遣いの使い方ですね。今日もBBQ楽しんでくださいね!

 

 

 

<編集後記>

移住する人が近年増えています。河村ファミリーはUターンという選択で移住してきました。
奥様の真奈美さんにとっては、自分が生まれ育った土地ではない場所での暮らしです。

 

当初は、何もかも違う環境に馴染めず前向きになれなかったといいます。
それが新居に移ってからは旦那さん共々、穏やかになったと声を揃えられていました。それだけ人間の暮らしにとって、住環境の影響は大きいんだなと改めて実感しました。

 

窓の外は、どんな絵画にも勝る日本の風景美が広がっています。
田植えの季節、水を張った水田の頃、黄金の稲穂が風にたなびく様…。

 

四季を感じながらの暮らしは、お金を払って手に入れるどんな贅沢よりもかけがえのない豊かなものです。

 

住処を選択することは、まさに人生の選択。
あの風景がずっとずっと続いて、変わらず河村ファミリーを癒してくれますように。

 

 

 ──この記事を書いた人

ライター/青木貴絵

大分県臼杵市在住。一児の母。さまざまな媒体の取材をするなかで、ソラマドの家と出会い、施主様の施工前と施工後のインタビューを担当する。インタビューを通して、オリジナリティあふれる家づくりやソラマドの家での暮らし方にフォーカスしていく。同じものが1つとない【スペシャルな家づくり】のストーリーをライターの目線と同時に、妻・母・主婦目線で文章に落とし込んでいる。

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