voiceソラマドに住む人たち

interview海原邸

海原邸 着工前インタビュー

新築

攻めの姿勢をつらぬいた、
ふたりの代名詞のような家

海原夕輝さん(ゆうき)さん(29)
藍(あおり)さん(29)

近未来的!?
ちょっと不思議なオーラを身にまとったおふたりはこれから結婚を控え、
同時進行で家づくりにも着手しています。

 

家づくり=先行投資という考えから一転。
【自分たちを表現する場】としてシフト

ソラマドの家について知ったきっかけを教えてください。

 

夕輝さん職場にソラマドの家のポスターが掲示されていて、よく目にしていたんです。

 

藍さんソラマドの家はもともと知っていたけど、正直なところ、家は安く建てようとしか考えてなかったので、最初は建売住宅などを見て回っていました。でも自分の要望が叶いそうになかったので、だんだん考え方をシフトしていきました。

 

 

どんな家にしたいと考えていたのですか?

 

夕輝さん家を「仕事場」としてとらえながら、場所によって気分を変えられるような家にしたいなと思っていました。

 

藍さんふたりともこだわりが強い人間なので、家づくりも自分たちの個性が出せるものにしたいと思いました。

 

 

マンションには興味はなかったんですか?

 

藍さんマンションも見ましたね。将来的に住むのであれば、早い方がいいかなと思っていたので、マンションも含めていろいろ見てきました。

 

夕輝さん僕は元々、「家づくり=先行投資」と考えていたので、マンションでもいいかと思うタイプの人間でした。でもよくよく考えると、今住んでる賃貸マンションとそんなに広さも変わらないし、住み心地もそこまで大差ないのかなって…。ならゼロからつくれる戸建ての方がいいのかなと思い直したんです。

 

 

 

どのあたりに建てられるんですか?

 

夕輝さん別府市方面に建てます。僕らにとって別府は、生まれ育った場所でもないですし、縁もゆかりもないんですけど、山と海が近くて、全体的になだらかな傾斜になっているところが好きで選択しました。

 

藍さん別府の多国籍な土地柄も気に入りましたし、将来的に子どもの教育面や自分の仕事面のことを考えて選びました。あとは、私の出身地の北九州にも近いので、利便性もありましたね。

 

夕輝さんあと僕たちはお互いに海外旅行が好きなので、別府から福岡空港に直結するバスも出ていることもあって、それも利点でした。

 

【変形狭小地】で攻めた家づくりを得意とする、
ソラマドの家を選択

どんな土地を希望して探していたんですか?

 

夕輝さんたまたまなんですけど、自分の仕事で土地に携わる部署に配属されたことがあり、少しだけ土地の評価について知識を深める機会があって…。
正方形の土地よりは縦長、横長、三角とか「変形の土地」のほうが価格が下がると知っていたので、そのような土地を安く買えないか探していました。

 

藍さんそういった土地を探しながら、変形地に家を建てるのが得意なのがソラマドの家だと知って、お願いをしてみたいと思いました。

 

 

ソラマドの家は変形狭小地も得意としていますもんね。

 

藍さんはい。私は人と違うものが好きで、人とかぶりたくないという思いもあったので、面白いことをしてくれるんじゃないかという期待も含めて。

 

 

 

見つけた土地はどんな土地ですか?

 

夕輝さん縦長の土地です。縦横の比率が1:3くらいで、建坪はバルコニー入れて35坪くらい。横から見ると2.5階のようなつくりです。縦のフォルムが目立つ感じの家になりそうです。

 

 

その土地に昔はどんな家が建ってたんですか?

 

藍さん元々は木造と鉄筋コンクリートの建物だったようで、今回それを壊して新たに木造で建てます。

 

 

昔は何かお商売をしているような造りだったんでしょうか?

 

夕輝さん竹工芸の店を営んでいたそうです。自分たちも自宅兼事務所みたいな形になりそうです。

 

 

そうなんですね。おふたりは比較的どこにいてもできる職業なんですか?

 

藍さん彼は違いますが、私はフリーランスのウェブマーケターです。家でもどこでも仕事ができます。

 

今のトレンドから真逆の発想、
【無駄と遊び】を取り入れる

模型はもうできましたか?

 

 

夕輝さんできました!言葉で説明のしづらい感じの複雑な家なんです(笑)。土地が狭いのでギリギリまで攻めた感じです。

 

藍さんギッチギチです(笑)。構想に構想を重ねていきました。

 

 

狭小の土地ですが、駐車場は2台分とっているんですか?

 

夕輝さん当初は車を2台駐車でできるようにしていたんですが、1台分をつぶして居室にしました。車を1人1台持つことも考えたんですけど、僕の通勤は公共交通機関を利用できるので、あまり必要がないと気づいて。

 

藍さん私もほとんど乗らないので自分の車は売りました。その辺のアドバイスも造士さんからもらいました。

 

 

攻めの家づくりですね。細部について聞いてもいいですか?

 

藍さん1階はリビングダイニングと水回り、2階にはウォークインクローゼットとフリースペース。ここは将来的に子ども部屋になるのかな?
そしてバルコニーを渡り廊下のように見立てて、和室につなげています。3階はバルコニーと寝室です。外からも見えづらい設計になっています。

 

 

お二人の頭の中にある構想をどうやってソラマドの家さんに伝えたんですか?

 

夕輝さん最初は「シンプル&ミニマム」な感じで作ってもらったんですけど、もっと「無駄と遊び」を取り入れてほしいって要望を出しました。

 

 

要望を出さないと、こんな形にはなかなか行きつかないですよね。

 

藍さん当初は2階建ての提案をいただいたんです。すごくまとまっているけど、無駄がなくて逆にスペースの組み換えがしづらそうだと感じました。

 

夕輝さんせっかくソラマドの家で建てるので、オリジナリティのある家がいいなと思って。1案目をみたときに、もっと遊んでほしいとお願いしました。

 

 

 

これまで拝見させていただいたソラマドの家の中でも、いい意味で複雑な家ですね。

 

藍さんソラマドの家が私たちが想像する「複雑」ってものを読み取ってくれたんだと思います。
私たちの仕事とか考え方とかを汲み取って「この人たちなんかちょっとおかしいぞ」って感じてくれたんだと思います(笑)。

 

 

つまり「面白くしていいんだ」って思ってくれたってことですね。

 

藍さんそう!「ぶち壊してください!」って伝えたんです(笑)。世界の面白い設計を探してみたり…。

 

夕輝さんコスト面はとりあえず置いといて、まずはこちらの要望を伝えて。その想いを設計に入れ込んでもらえませんか?と伝えました。

 

 

なかなか大胆ですね。総予算をみたときにどう思いましたか?

 

藍さん想像どおりでした。そこまでかけ離れてなかったです。それよりも提案された図面を見た時の印象の方が強くて。ソラマドの家はやっぱり空間の使い方が上手だなと思いました。
縦長だとどうしても決まりきった形を想像してしまうけど、ヌケ感があって…。これ以上のベストアイデアはないです!って伝えた記憶があります。

 

直感的なヒラメキにも共感してくれる、
ソラマドの家だからできた、
自由な発想

どの箇所もこだわっていると思うんですが、特にこだわりにぬいたポイントはありますか?

 

 

夕輝さんむずかしいですね~。いっぱいあるんですけど、床材ですかね。無垢のスギ材がいいなと思っていて。というのも、仕事でいろんな方のお家を拝見して、4年間で600軒くらいお邪魔しました。そのときにソラマドの家の住居にもお邪魔したことがありました。
床暖房が入っている住宅メーカーさんの家にも上がらせてもらったんですが、床暖房を入れてない時って結構冷たいんですよ。それに比べて、ソラマドの家が採用しているスギの無垢材って温かみがあって、意外と冬でもあまり冷たさを感じないことを直に体感して。この材質を採用しました。

 

藍さん私は素材よりも、自分が直感的にイイと思ったもの。例えば滑り台を作って欲しいとか(笑)。3階から1階に降りるのが面倒臭いから。実際には作りませんでしたけど(笑)。

 

 

面白い!でも私も考えたことあるかも!! 滑り降りたら楽ですよね~。洗濯物とかそのまま滑り台で流したい(笑)。

 

藍さんそんな感じです(笑)。一番最初の打ち合わせでそんな話をしました。そしたら造士さんも面白がってくれたんです。1本ポールを作るので、それで降りてくれば楽だよね〜とか(笑)。そんな発想を受け入れてくれるのが嬉しかったです。

 

夕輝さん他のメーカーさんにはないところですよね。「これいらんやろ?」って言うようなネタをたくさん持ってきても、つねに面白がってくれました。

 

各フロアにコンセプトを設けて、
美術館みたいな遊び心で自宅を楽しむ

この設計で一番気に入っているのはどんなところですか?

 

 

藍さんユニークなところかな。他の家とかぶらないと思うので。

 

夕輝さん僕は家の中でバルコニーのように、外の空気を吸える空間が多いのがこだわりです。キャンプをするのが好きなので、道具を広げて外のスペースでキャンプ気分を味わいたいと思っています。友達を呼んでBBQしてもいいですよね。

 

 

複雑な造りなのに、スタイリッシュな雰囲気もあれば、アウトドアの要素も含めつつ…。たくさんの顔を持つ家ですね。

 

藍さん1~3階までそれぞれに表情を持たせてみました。いろんなスペースを作ったら、1つの家の中に異なる世界ができるんじゃないかと。

 

 

各階にテーマを持たせてみたんですね?

 

藍さんそうです。1階のテーマは過去から現在、3階のテーマは未来。2階のテーマは?

 

夕輝さん過去、現在、未来ってきたら…、何?異次元?宇宙をイメージした感じかな(笑)。

 

 

2階の和室までのアプローチはどんな感じに仕上げるんですか?

 

夕輝さん旅館の離れに行くみたいなイメージで、飛び石を置く感じで造りたいと思っています。

 

 

わび・さびの世界ですね。

 

 

藍さんそうなると2階は過去?昔ってことになるのかな? ウォークインクローゼットのところも、インダストリアルな感じで真鍮とかアイアンを使ったりしているので、過去か…。じゃあ2階のテーマは過去で(笑)。

 

夕輝さんそうしよう、今決まった(笑)。

 

 

なんだか美術館みたいですね。空間によってイメージが変わるところとか…。

 

藍さんそうですね。飽き性なのでいろいろ変えていくと思います。寝室とか気分で変えていきたいです。

 

 

お二人は今、楽しいでしょう?

 

夕輝さん家づくりって楽しいです!

 

藍さんめっちゃ楽しいです。ソラマドの家に来て初めて感じました。ハウスメーカーさんに見学に行った時はそんな気持ちになれなかったから。

 

 

楽しんで家づくりをされてる方って、この作業がなくなると寂しくなるそうですよ。

 

藍さん絶対その気持ちになると思います。今が一番楽しいんですよね。

 

夕輝さんある程度形ができたら、他の情報は見ないようにします(笑)。

 

家づくりの新発想、彼らの人生設計が
これからの家づくりのヒントに?

ちょっと立ち入った話をお尋ねしますが、おふたりってまだ結婚されてないと聞きましたがこのタイミングで家づくりを始める人ってそこまでいないと思うんですが…。その考え方も面白いですよね。

 

 

藍さん人生設計としては、結婚するタイミングで家を建てるのが理想だったんです。

 

 

家づくりの流れとしては、結婚して数年経ってとか、子どもができたからって言うのがパターンとして多い気がします。

 

夕輝さん僕たち実は10年来の付き合いなんです。彼女が海外を拠点に仕事をしていた関係で、ずっと遠距離をしていました。それこそコロナ前はシンガポールで仕事をしていて…。

 

藍さんコロナの影響で一旦日本に帰国したら、シンガポールに戻る目処が立たなくなってしまったのであきらめました。そんな折に彼と結婚の話が出て、それなら家も建てようという流れになりました。2020〜2021年は変化の多い年でした。

 

 

お付き合いが長いからこそ、結婚前から家づくりに進むことができているんですね。

 

藍さんそれもありますし、私の中では30歳くらいでローンも組みたいと思っていたので。こっちはあまりそんなこと考えてなかったけど(笑)。

 

 

夕輝さんそんなことないよ。僕は彼女の仕事がずっと家から出ない仕事で、まったく外に出ない日もあるので「健康的にこんな生活でいいのかな?」って心配で、今の賃貸マンションの生活では体に良くないと思っていたんです。
家を建てるなら、家にいながら外の空気を吸える空間を作ってあげたいと思ってこの設計にしたんです。

 

 

それはもう、愛ですね。

 

藍さん後付け感あるんですけど(笑)。でもありがたく受け止めます。

 

 

おふたりは家づくりに対しても新しい感覚で取り組んでいますし、人生観も感性も独特ですよね。

 

藍さんだからソラマドの家が合うんでしょうね。「これが今、人気です」とか言われるのが嫌なんです。「流行りです」みたいなことを言われるのはちょっと…。

 

 

「こんなのやる人いないですよ」が性に合っているんですね(笑)。

 

藍さんまさに!よく造士さんから言われてました(笑)。それがめっちゃ嬉しいです。

 

 

 

 

<編集後記>

最近よく考えるんです。「アウトプット」って言葉。
自分の考えや信念を発言して終わり…。つまり有言実行の「有言」と「実行」が離れている。

それをアウトプットだと思っている人って多いのかなと(それを自問自答している私こそ反省の毎日ですが…)。
言葉で語らずとも有用性の高いことを実行していれば、それこそアウトプットという言葉にふさわしいのかなと思っています。
そんな折に、このおふたりの取材をさせていただいたいて、腑に落ちたんです。

 

ああ、アウトプットしていると。

 

口にするだけなら痛くもかゆくもない。実行するには痛くてかゆくて、時間やお金もかかり相応のリスクも伴うけど、その全てを受け止めて、前進している。

若いから、人と違うことが好きだからとかではなく、誰よりも自分を理解し、パートナーを受け入れ、信念を貫くために、お二人は家づくりというアウトプットをしているのだと感じました。

楽しい時には3階で未来を語り、辛い時は少しだけ2階で過去を振り返り、悲しい時は1階で現実を受け止めて…。そんなおふたりの人生に、ソラマドの家がよりりどころとなっていけますように。

ご多幸をお祈りしています!

 

 

 ──この記事を書いた人

ライター/青木貴絵

大分県臼杵市在住。一児の母。さまざまな媒体の取材をするなかで、ソラマドの家と出会い、施主様の施工前と施工後のインタビューを担当する。インタビューを通して、オリジナリティあふれる家づくりやソラマドの家での暮らし方にフォーカスしていく。同じものが1つとない【スペシャルな家づくり】のストーリーをライターの目線と同時に、妻・母・主婦目線で文章に落とし込んでいる。

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