voiceソラマドに住む人たち

interview𠮷岡邸

𠮷岡邸_着工前インタビュー

新築

たどり着いたのは、
何年たっても愛おしい、オンリーワンの家

𠮷岡 宏朗さん(33)
   純さん(32)
   陽波子ちゃん(10)
   寛晴くん(1)

湯けむりが立ちこめる別府・鉄輪で生まれ育ったご主人の、おばあ様の家があった場所に新居を構えることとなり始まった、𠮷岡さんご夫妻の家づくり。

「自分たちが求める理想の家」ってどんなものなのか。
紆余曲折ありながらたどりついたのが、ソラマドでした。

悩みながらも妥協せず、じっくりと向き合った家づくりのストーリーを、たくさん語ってくださいました!

築90年の祖母の家の解体を機に始まった、
家づくりへのチャレンジ

今回𠮷岡さんの新居が建つのは、ご実家の隣と聞きましたが、家を建てるきっかけは?


宏朗さん 僕の実家は現在、父が住んでいて、その隣に僕の祖母の家もあり、祖母も一人で暮らしています。
しかし、祖母の家が築90年とかなり老朽化してきて、取り壊して祖母が父の家へ移り、同居しようという話になりまして。それなら僕たちが家を建てようか、というのがきっかけです。


𠮷岡さんファミリーの今のお住まいは?


宏朗さん 賃貸アパートに住んでいます。まだ下の子は1歳で、これからわんぱく盛りなので、上下や左右の住民に気を遣うことや、僕は一人っ子長男なので、いずれは実家を継ごうと思っていたのもあり、家を建てるいいタイミングかなぁと。
母が病気で亡くなって以来、父も祖母も一人暮らしで心配でしたし、妻も僕の父や祖母と同じ敷地で暮らすことに賛成してくれたのも、家を建てることを後押ししてくれました。

 

 

他社での家づくりに悩みながら、
自分たちらしい家とは何かを真剣に考えた

家づくりをはじめるにあたって、ソラマド以外のメーカーや工務店も見られたりしましたか?

 

宏朗さん はい。実はソラマドさんのほかに2社、見学に行ったのですが、一番最初に見た1社(A社)さんは家の雰囲気とか担当者の対応が良くて、好感がもてたんです。恐縮ながらその時点では、ソラマドさんの名前はまだ、僕たちのなかでは浮上していませんでした。

 

 

別の会社さんが好感触ななか、なぜソラマドへ足を運ぶことになったのでしょう?

 

宏朗さん A社さんが提案してくれる間取りが、なんかしっくりこなくて。いろいろ提案してくれてはいたんですが・・・。

 

純さん 自分たちの思う間取りを汲み取ってくれる「自由設計」の家づくりだったんですけど、自由というのが逆に私たちにとっては、なかなか定まらなかったんです。

 

 

「自由」といわれると、逆に収拾がつかなくなったみたいな感じですか?

 

純さん そうなんです。私たちがもともと、間取りを考えるうえで、暮らしの導線とかまでこだわりがなくて。あえて言うなら、最初は主人はバイク用のガレージがほしい、私はキッチンにこだわりたいぐらいでした。全体的なイメージが上手くできてなかったのも、A社さんと、何となくかみ合わなかった理由のひとつだったのかもしれません。

 

宏朗さん 平家か2階建てかすら決まらず何カ月も過ぎてしまって。その間も、SNSとかハウスメーカーの動画とかもたくさんみたんですけど、何となく先に進めず、ずっとモヤモヤを抱えていたので、ちょっと他社さんにも目を向けてみよう、となったんです。
そんななかふと、ソラマドさんのテレビCMを目にしたのを思い出して。「そういえばソラマドってところがあって、オシャレなCMやったなぁ」って。そこで初めて僕がソラマドさんに家づくりのことを問い合わせました。

 

 

 

ソラマドの家づくりを聞いてどんな印象をもたれましたか?

 

宏朗さん ソラマドさんに最初に伺った時、現状や今抱えているざっくりとしたイメージや予算などを伝えました。その後の打合せで、ダイスケさんから提案された間取りを見た瞬間、「これがいい!」って思ったんです。僕らが伝えた要望どおりではないし、SNSなどで得た情報を盛り込んでいるわけじゃないのに、心奪われましたね。

 

純さん 「自分たちの予算でこんな家が建てられるんだったら最高!」って思いました。

 

 

A社さんとの違いは、どんなところだったんでしょう?

 

宏朗さん A社さんもたくさん提案してくださったんですけど、僕もたくさん情報収集をしていたので、「あ、これ動画で見た家の雰囲気に似てる」って感じで。新鮮さや、個性が感じられなかったんです。僕の性格的に「人と同じ」がイヤというのがあって。

 

純さん そうなんです!こだわるんです(笑)。何に対しても、自分が納得したものを受け入れたい人なので。モノを大切にするし、説明書とかもすごくしっかり読むタイプ。なので、家づくりにかける情熱は多分、私よりロマンチストだと思います(笑)。

 

宏朗さん 建てるんだったら自分の想いは貫きたいって思っていたので、ダイスケさんが提案してくれた図面を見たとき、「こんな間取りの考え方があったんだ!」と思いました。初めて「ここで暮らしたい」という実感がわいたんです。

 

 

 

その感覚、大切ですね。

 

宏朗さん 友達が遊びに来てくれた時とかに「いい家やなぁ」って言われるだけじゃなくて、「すごいなぁ」って、『驚いてもらえる家』を作りたいという想いに、ソラマドの家は見事にフィットしました。
もう一つは、打合せでモデルハウスを訪れるたびにに感じていたのが、どこか懐かしい雰囲気。梁が出ている感じとか、月日が経ってフローリングの少しくすんだ質感とか、すごく気に入りました。

 

純さん モデルハウスが築10年以上経つと聞いたんですけど、時間がたっても素敵だなぁと。子どもたちが成長し、私たちが歳を重ねていくごとに味わいが増すこんな家に住みたいって思いました。

 

 

 

自ら比較表を作成。
ベストな家づくりの判断基準で見えてきたこと

A社とソラマド、そしてもう1社まわられていたのは、時期も同じくらいですよね?

 

純さん そうなんです。休日のたびに各社まわっていました。結果、ソラマドさんに決めるまで、間取りに悩んだ期間が長く、予算の話が明確にならなくて。そこで私なりに、どこにお願いするかの判断材料として、ソラマドさん含め、3社が提案してくれている間取りや寝室の広さ、収納などをすべてノートに書き出して、比較表を作ったんです。

 

 

直感だけでなく、ちゃんと3社から提示されたものを比較検討しているなんて、素晴らしいです。

 

純さん 各社から話を聞いていたので、自分のなかで整理したくて。そこまでしないと決めきれなかったんですよね(笑)。
実際に書き出してみると、ソラマドさんが一番、自分たちの理想や条件がバランスよく揃っていて納得しました。

 

 

家を建てることへのプレッシャーや
ハードルの高さを払拭してくれた

長く悩まれたすえの、ソラマドでの家づくりはどうですか?

 

宏朗さん うちの場合は、土地探しがなかったぶん、ゆっくり家づくりは進んだと思うんですが、逆にじっくり考えすぎて迷走してしまって。ジャングルに迷い込んだみたいにさまよいましたね。1年くらいかかりましたから。

 

純さん 考えすぎて「どうする?」ってなりました(笑)。そんな時に、ダイスケさんが導いてくれた感じです。

 

 

不安もいろいろありましたか?

 

純さん 実はソラマドさんに決めるまで、「本当に家が建てられるんだろうか」って、かなり不安でした。そんな私の顔色をスタッフの森山さんが察知し、さりげなく「どんな点が不安ですか?」って聞いてくれて。
例えば「自分たちがこんな素敵でキレイな家に住んでも汚したらなぁ」「オシャレな暮らしを維持できるのかな」など、私が抱えてる悩みを一つずつ拾い、共感してくれて。スタッフであり、ソラマドの家に住む先輩オーナーでもある森山さんが、実際に暮らして思うことや経験もふまえながら、いろんな悩みに応えてくれたのは大きかったです。
それまでの不安がスーッと溶けて、安心感に変わりました。「家を建てることは大変なこともあるけど、それ以上に楽しい」ということを教えてくれました。

 

 

念願のバイクガレージと憧れのキッチンは、
夫婦それぞれのこだわりの場所

どんな家になりそうですか?

 

宏朗さん 2階建てで、暮らしのメインスペースであるリビングやキッチン、浴室などは1階に集約しました。2階は寝室、あと娘が小学校高学年になるので、今回を機に娘の部屋も設けました。

 

 

最初に少し言われていましたが、こだわりポイントはバイクガレージとキッチンということですが、宏朗さん、バイクがお好きなんですね。

 

宏朗さん 整備士の仕事をしているんですが、昔から機械いじりとかが好きで。今、バイクを3台持っているんですけど、家を建てるならバイクのガレージは絶対欲しいと思っていました。今は、このガレージに作業台とか棚を置くか検討しています。あと、今のアパートで使っているソファを、自分でリメイクして置いてもいいかなぁって。一人でゆっくり作業できる場所ができるのはかなり楽しみです。

 

純さん ここはもう、主人の秘密基地みたいになるんじゃないかなと思ってます(笑)。

 

 

 

純さんのこだわりは、ソラマドキッチンですね。

 

純さん 3社見たなかで、ソラマドのキッチンが一番理想的でした。私が希望したのはステンレスとガス推しの、造作キッチンです。最近ほとんどのお家のキッチンがIHですけど、私は料理するならガス派。家事がすごくやりやすくなるのがうれしいです。

 

 

キッチンの目の前にソラマドコートもあって、良い雰囲気になりそうですね。

 

純さん 今までは息子を外へ遊びに連れ出すのも大変でしたが、家のなかにこんな空間ができたら、家でものびのびと子育てできそうです。

 

宏朗さん 間取りを決めるなかで、先輩オーナーの完成見学会に伺ったんですけど、洗面所から、そのままコートに抜けられる導線がいいなと思い、取り入れてもらいました。朝、コートに出て空を見上げながら歯磨きできたりしたら、気持ちよさそうだなぁって。

 

純さん 周囲の目線を気にしなくていい造りも、うれしいです。

 

宏朗さん 最近新しい住宅地とかで見かけ思っていたのが、せっかく大きな窓を設けているのに外からの視線を気にしてカーテンを閉め切ってる家が結構多いことでした。中庭にでっかい窓があって、カーテンのいらない開放的な空間があるのも、ソラマドの家の魅力だなって思います。

 

 

背伸びせず自然体で、
家族の時間を重ねられる家にしたい

間もなく着工ということですが(取材時)、ソラマドでの家づくり、現時点で振り返ってどうですか?

 

宏朗さん 自分たちがちゃんと納得するまで話し合ったり見たり聞いたりして、時間はかかりましたけど、ソラマドさんにお願いしてよかったです。もし何となく納得して、妥協していたら。もしかしたらモヤモヤが溜まって、変に家自体に気を遣うような暮らしになっていたかもしれません。

 

純さん キレイでオシャレな状態をキープすることにとらわれすぎなくていいってことも教えてもらえました。毎日の暮らしのなかで、自分たちと家が、ゆっくりと馴染んでいくことの楽しみも味わえるんだろうなぁと思うとワクワクします。

 

 

新居が完成したらどんなことやってみたいですか?

 

宏朗さん 僕はまずのんびりしたいですね。周囲を気にせず、ゆっくりできるのが待ち遠しいです。あとはバイクいじりを堪能したいです。

 

純さん 私はもともとインドア派で、手仕事が好きなのでミシンを引っ張り出して裁縫を楽しんだりしたいですね。子どもたちのものや、小物など作ったりして過ごしたいです。
他にはグリーンを空間に取り入れてみたいです。実は今まで、植物を家に取り入れるのが苦手だったんですけど、新居ではモデルハウスを参考にチャレンジしてみたいですね。
あと、娘が早く家でバーベキューしたいと言っているので、それも叶えてあげたいです。

 

 

 

新しい暮らしのイメージはバッチリですね。
家族がそれぞれだったり、一緒に楽しむシーンが想像できます。
新居完成を楽しみにしています。

 

 

〈編集後記〉
人と同じではく、個性を表現できる家づくりを追求する宏朗さんと、
感覚だけで突き進まず、リスペクトできる人の言葉や意見に耳を傾け、
その情報を整理してから答えを求めるタイプの純さん。

角度は違えど、それぞれの持ち味を出し合い悩みを解決し、
納得のいく住まいづくりをされていました。


そしてソラマドさんへたどり着いたことは、まさに「一期一会」の出合い。

「出合い」というチャンスをつかみ大切にしながら、「自分たちらしい等身大の暮らしの場」を見出した𠮷岡ご夫妻の表情は、なんだか晴れ晴れとしていました。


完成まであと少し。
家族4人で始まる新しい住まいでの日々、楽しみですね。



──この記事を書いた人
ライター/清祐 智絵
大分県大分市在住。媒体を問わずさまざまなジャンルの取材・執筆活動を行う。一児の母。インタビューを通じて、ソラマドの家のオリジナリティあふれる家づくりで生まれたエピソードや、それぞれの家族の暮らし方の取材をとおして「ソラマドに住む」人たちのストーリーを綴っている。

 

𠮷岡邸 バックナンバー

 𠮷岡邸_着工前インタビュー