voiceソラマドに住む人たち

interview菅邸

菅邸施工前インタビュー

新築

「右脳派」と「左脳派」が出会った
バランスの良い家づくり

菅 浩一朗さん(42)
真樹さん(43)
日和ちゃん(4)

ご夫婦の掛け合いが面白くて、終始笑って時間が過ぎていった、今回のインタビュー。

転勤の多いご一家ですが、いろんなご縁やきっかけを経て、ついに家づくりに着手することに。

これまでの経緯について、じっくりお話を聞いてみました。

転勤族だからこそ、
大分市に建てることを決意

真樹さん実は私の兄夫婦がソラマドの家で建てたんです、「吉川邸」です。

 

わぁ!そうだったんですか。吉川さんはよく覚えています。桜が望める絶景のお家で、ソラマドの家の動画でも紹介されていますよね。吉川さんの家づくりにかける情熱が強くて、とても印象に残っています。

 

浩一朗さん確かに、あの方はそんな人です(笑)。だから僕たちもソラマドの家のことはよく知っていました。

 

 

 

家づくりは、大きく2つに分かれると思っています。興味のある方は割と早い段階で家づくりに着手しますよね。結婚してすぐとか、子どもができる前とか…。割と遅めのスタートの方だと思うのですが、菅さんの家づくりのスタートのきっかけはなんだったのでしょうか。

 

浩一朗さん家をずっと建てたくてここまできたわけではなかったんですよね。ご縁や話の流れでトントンと進み、「なら建ててみる?」みたいな。僕が転勤族ということもあって、借家でもいいかなと思っていましたから。でももし購入するなら、大分市内がいいかなとかは漠然と考えていました。当初はマンションでもいいと思っていたんですけど、実際持ち家を買うとなったら、一軒家の方がいいかなと思うようになりました。

 

 

転勤族で大分市に居を構えることに抵抗はありませんでしたか?

 

浩一朗さん転勤族だからこそ大分市がよかったのかもしれません。どこに配属されるか分からないなら、本社のある大分市がいいかなと。どこに行くにも利便性もいいですしね。

 

真樹さん私も主人も実家が田舎のほうなので、大分市内に家があったらいいな〜、という気持ちが大きくて。

 

浩一朗さん今、子どもが4歳なんですけど、高校生になった時に進学の幅が広がりますよね。大分駅周辺ならどの方向にも行けますから、選択肢が増えることはいいことかなと思っています。

 

 

土地探しは先輩ソラマドオーナーが大活躍

家づくりが本格的に動き始めた経緯について教えてください。

 

真樹さん兄の家に遊びに行ったり、駅裏あたりを車で走っていると「この辺に売り土地ってあるんかな?」って気にはしていました。具体的な計画はなかったんですけど、家のことは夫婦でチラッと話には出ていましたから、頭の片隅にはずっとあったのかもしれません。

 

 

「どんな家をどこのメーカーで建てたい」というよりも、土地の方を先に探していた感じですね。

 

浩一朗さんそうですね。ネットで「あのへんいいなぁ」と探してはみるんですけど、全然出てこない(笑)。結局、目星のひとつも付けられないままでした。

 

 

人気の場所はすぐに売れちゃいますからね。

 

真樹さんで、兄にポロッと「このへんに土地、ないかなー」と聞いてみたんです。そしたら「じゃあ、ちょっと造士さんに聞いてみるわ」って。そしたら2週間後くらいに「あるで!」って電話が来たんです。

 

 

 

仕事、早い(笑)。

 

浩一朗さん「ここ、押さえといた方がいい」って連絡が来たそうです。

 

真樹さんそれから1ヶ月以内ですよ。トントン拍子ですすんでいきました。

 

浩一朗さん「どんな家を建てたい」とか何も考えてない段階で、土地だけ先行する流れですすんでいきました(笑)。それまでめっちゃ家が欲しかったわけでもないけど、欲しくなかったわけでもない。だからまわりにフォローしてもらいながら、本当に勢いでここまで来たって感じですね。

 

 

タイミングと運を持ってらっしゃる気がします。希望の土地が見つからない人って結構いらっしゃいますから。

 

真樹さん何年もかけて探してらっしゃる方も多いですよね。でも私たち、飽きやすい性格なので、2年も3年も探し続けられなかったと思うんですよ。すぐ気持ちが折れて「またでいっかー」って(笑)。多分ここで見つからなかったら、もう夫婦の中で家づくりの話は流れていたかもしれないって、今になって思うんです。

 

浩一朗さん普通は建てたい家の理想があって、その理想に合う土地を探すんだろけど、うちは土地が見つかって、急に加速し始めた感じでしたね。

 

真樹さん造士さんから連絡を受けたその日に、すぐ土地を見に行ったんですよ。でも正直、土地だけ見たらすごく狭く感じてしまって。今は工事も進んでいるので狭いとは思わないんですけど、土地だけ見た時は「ここに家建てるの無理やろ~!」って思わず口に出してしまいました(笑)。

 

 

まだ立体になっていない基礎だけの土地ってちょっと想像しにくいですもんね。

 

浩一朗さんそんなこともあって、即決せずに「まずはどんな家が建つかを聞いてから決めよう」って妻と話しました。

 

 

避けては通れない、法律の壁も経験

印象的にはマイナスからのスタートだったわけですが、この土地にしようと思った決め手はなんだったんですか?

 

 

真樹さん造士さんと設計担当のダイスケさんから「この土地を狙ってる人も多く悠長に考えている暇もないので、勝手に作らせてもらったんですけど…」って見せられたのが、模型だったんです。3階建ての模型でした。

 

浩一朗さんそれで心をつかまれて「買います!」ってなったというわけです。

 

真樹さん「3階建てっていう手があったんだなぁ!」みたいな気持ちになりました。

 

 

土地だけ見せられて、「さぁ、買いますか?買いませんか?どっち?」って言われても…ですよね。そこに模型があると視覚的にイメージしやすいし、心を掴まれますね。その模型どおりに今もすすんでいますか?

 

浩一朗さんはい。形は最初からこのままです。中の配置とか部屋の間取りもほぼこのままです。ただ一点、大変なことがありました。うちが大変っていうよりも、ソラマドさんが大変だったと思います。この場所が「準防火地域」だったんです。

 

 

「準防火地域」とはまた聞き慣れない言葉ですが、どういう地域なんですか?

 

 

浩一朗さん『都市計画法』という法律があって「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」として指定されるエリアらしいんです。平たく言うと、火事の延焼を防ぐためにそれ相応の設備をしなければ家を建てられない土地だということです。

 

 

私たちの知らないところで、いろんな法律がありますよね。

 

真樹さんそうなんですよ。階層を高くしたらますます厳しくなるみたいです。例えば、普通のガラスの窓じゃなくて針金の入った窓じゃないといけないとか。

 

浩一朗さんシャッターを付けないといけなかったりもします。ソラマドさんとしては、おそらく膨大な手続きが必要で、こちらとしては金額面の問題ですよね。ガラス代だけでも普通の2倍くらいしました。選択肢が少ないですよね。外壁にしても防火対策を施さなければならない、とか。なんでもいいわけじゃないようです。

 

 

選択肢が多いのも少ないのも一長一短ですよね。多すぎるとそれはそれで選ぶのに大変で、少なすぎると限られる。

 

真樹さん家づくりは本当に大変だなって思いました。床材ひとつから自分達で選ぶってなったら楽しみではあるんですけど、一度沼にハマると出られなくなるんですよね。今、インスタとかいろいろ見れちゃうもんだから迷いに迷って決められない、みたいな感じになっちゃいます。

 

 

確かに。気持ちがいろいろ揺らぎますよね。おふたりは何に1番迷いましたか?

 

 

真樹さん私はキッチンです。当初はL字型だったんですけど、I字型に変更しました。キッチンはソラマドの造作キッチンを採用したんですけど、ステンレスのキッチンに憧れているので、ステンレスにしました。そしたら急に主人が出てきて「入れたい食洗機がある」っていうんですよ、家事しないくせに(笑)。

 

浩一朗さんしないんですけどね(笑)。設備とか機械ものって楽しいじゃないですか。ドイツの「ボッシュ」の食洗機を入れたくて。

 

真樹さんステンレスにするとその食洗機が入らない問題も浮上して…。いろいろ探してやっと見つかりました。

 

 

ドイツの製品って機能性が高くて合理的ですもんね。男性の心をくすぐりそう。

 

浩一朗さんそれです!それに見た目もシンプルでお洒落で好きなんですよ。

 

 

アイデアが湧き出てくる奥さんと
合理的な旦那さん

そういえば、菅さんたちは住宅展示場や他のメーカーさんのオープンハウスとか見学したんですか?

 

真樹さんソラマドの家で建てようって決めてから、あまりに無計画だったので、どんな内装でどんな家にしたいかのヒントをもらいに行ってきました。この「メーカーいいな」とか思ったりもしたんですけど、それ以上に心が動くことはありませんでした。何も決まってなかったとしても、最終的にはソラマドの家を選んでたかなって思いますね。

 

 

改めてそう思わずにはいられなかったってことですね?

 

 

真樹さんそうですね。住宅展示場ってやたら豪華だなって(笑)。良く見せないといけないのは分かるんですけど、なんとなく「ザ・家!」みたいな感じで、リアルな感じがしなくて、丸ごと理想みたいなものを見せられて、ピンとこなかったんです。いま打ち合わせとかで話しているソラマドの家のモデルハウスだと、いい意味で生活感があってイメージしやすいんですよね。オシャレ感もあるから、自分たちでも参考にしやすくて。

 

 

イメージしやすいですよね。例えばもしここが自分の家だったらこの辺で寝そべりたいなって(笑)。

 

真樹さんそうそう、安心感があるというか…。展示場はなんとなく華美すぎるんですよね。

 

浩一朗さんこれだけ変わった土地で家を建てるんなら、他と違うようにした方がいいなぁと思いましたね。別にハウスメーカーさんでも良かったんでしょうけど、それも似たり寄ったりじゃないですか?

 

 

ソラマドの家だと自分たちで決めることも多いですが、自分たちの好きなイメージで進めていけますもんね。

 

浩一朗さん1から考えるのも大変かもしれないですけど、実際に初めてのことなんで大変かどうかも分かってないんですよ。比較対象がないんで大変と言われたら大変かもしれないんですけど、他を知らないんで、まぁこんなもんだろうって楽しみながらしています。

 

 

確かに、何軒も建ててる人だったら分かりますけどね。

 

浩一朗さんある程度、用意されたものの中から「どれにしますか?」って言われるより、自分たちで探すほうが面白いですね。「床はどうしますか?」って話も、最初は杉じゃなかったけど、いろいろ考えて杉に戻したりして。そういう試行錯誤も楽しみながらやっています。

 

 

おふたりの中で、どちらが突き詰めて考える方ですか?

 

真樹さんこっち(旦那)かな? 私は適当に考えすぎているらしく、腹が立ってたみたいなんですよ(笑)。「もうちょっとちゃんと考えて!」とか言われたり。結構意見が合わなくて…。

 

浩一朗さん「床やタイルとかどうする?」という話の中で「グレーでいいんじゃない?」って言われたけど、後から「やっぱりこっちの方がよかったかも」とか言うんですよ。「もうちょっと先に考えようよ?」ってこともあります。

 

 

真樹さん理詰めで攻めてくるんですよ。いろいろ言われて「もう、あ”~!」って思いますよね。もうちょっと楽しく考えさせてよ!って(笑)。私はイメージ先行型で想像しながら決めていくタイプなので。

 

浩一朗さん「いまさら言わんで!」って思うんです。「それは先に言ってくれんともう、全てをチャラにせんといかんなるやん」って(笑)。

 

 

当事者同士はきっと大変かもしれないですけど、端から聞いているとすごくバランスがいい感じもしますけど。奥様は楽しく暮らすためのアイデアをたくさん持ってて、それを旦那さんが合理的に判断をするっていう流れ、すごくいいですよ。

 

真樹さん合わないんですよね、意見が(笑)。好きなものはなんとなく似てるんですけど、ひとつひとつを決め始めると、絶対なんか合わないんです(笑)。

 

 

旦那さん、慎重派ですか?

 

浩一朗さんそうですね。後から何かを変えるとかは嫌いなんですよ。将来的にはお風呂とかトイレは、リフォームする時期が来るんでしょうけど、1、2年で変えることはないじゃないですか? でも完成してしまって「ちょっとこれ、違ったな」とはなりたくない。それなら建てている今、真剣に考えておきたいと思うんです。

 

真樹さん私の友達がいる前で、家づくりの時の私のムカついた態度とかを真似して披露するのが、さらにイライラを加速させるんです(笑)。本当、家づくりってみなさん楽しみながらやってるんですかね(笑)。私は一人で家の雑誌とかみて、イメージするほうが好きですよ。

 

浩一朗さんいやいや、だから、僕的には全体像を見て決めてほしいんですけど「ここはこういうのがいい、こっちはこういうのがいい」ってパーツパーツのことを話し出して、結局両方合わせてみたら、「ちょっと違うんじゃない?」ってなるじゃないですか。それを最初から考えて欲しいのに、一つの部分だけを見て言ってくるんで。まぁそうですね、そんなこんなで、意見の食い違いは多々ありますね(笑)。

 

 

まぁまぁ(笑)。でもなんか、聞いてたら楽しそうですよ(笑)

 

真樹さんそうですね。全体的には楽しかったかな。いつも意見が合わないまま打ち合わせに来て、ダイスケさんや造士さんに話してまとまる、みたいな感じですね。

 

浩一朗さんここで意見を擦り合わせるのがいつものパターンです。

 

 

長男だから実家近くに。
そんな時代ではなくなった

完成したあとの楽しみってありますか?お兄さんの家が近くなりますから、行き来ができていいですね。

 

真樹さんめっちゃ楽しみにしてますよ。「お前たちが来たら毎週行こうかな」みたいな(笑)。

 

浩一朗さんどっちかの家で飲もうって話しています。

 

 

いいですね〜、近くに身内がいるって。

 

浩一朗さん楽ですよね。何かあったとき、頼れますし。

 

 

地元じゃない地域に身内がいることはとても心強いことですよね。一昔前までは、長男だったら実家がある場所に住まなきゃいけなかっただろうけど、今はいろんな場所に自分の拠点を構えることができてますからね。

 

真樹さんうちは両親から、地元は子どもも少ないし学校も少ないから、無理して帰って来なくてもいいよと言われますね。

 

 

ご両親に家を建てる話をしたときはどんな反応でした?

 

真樹さんすっごく喜んでくれました。私たちよりも楽しみにしてくれています。

 

浩一朗さん僕たちより工事の経過を見ていると思います。ちょこちょこ来てますもん。

 

真樹さん私たちは市外に住んでいるので、なかなか平日見に来れないんですが、代わりに兄や両親とかみんなが写真を送ってくれるんですよ。

 

 

めっちゃいい応援隊がいっぱいいますね!旦那さんは引き渡し後は、家から通勤するんですか?

 

浩一朗さんいえ、単身赴任しますかね。うちの会社あるあるなんですけど、前に同僚が単身赴任して家に帰ったら家具とか仕様がどんどん奥さん好みになっていって、自分の好みと真逆になっていったらしいです。今更もう何も言えないって(笑)。自分が住んでいない間に奥さん仕様になってなきゃいいけど…。

 

 

真樹さん私もちょっと秘めてるところがあって。今言うと怒られるから言わない(笑)。

 

浩一朗さん秘めるんじゃないよ!(笑)。ほんともう。

 

 

ある意味楽しみですね。帰るたびに奥さん仕様になってることに気づくって(笑)。

 

浩一朗さん怒られるようなことをしようとしているのかな?

 

真樹さんいろいろ楽しみたいなと思っています(笑)。

 

 

なんかおふたり、いいですよね。冗談を言い合いながら、家づくりにがんじがらめになっていない感じがいいなぁって思います。

 

浩一朗さんまたそのあたりの話は、ネタとして施工後のインタビューのためにとっておきます(笑)。

 

 

期待を裏切らない話、お待ちしております(笑)。

 

 

 

〈編集後記〉

家づくりは「サミット」のようです。首脳同士が意見を交わし合い、家というひとつの未来に向かって話し合っていく。その過程において、夫婦同士ですら知らなかった一面も見え隠れし、「この人、本当はこんなこと考えてたんだ、知らなかった」というような話がインタビューでも浮上してきます(笑)。


ご本人たちにとっては真剣なお話なのかもしれませんが、第三者目線で聞いていると、夫婦漫才の掛け合いのようで、どうしても微笑ましく見えてしまいます。きっと仲良いんだろうなぁとしみじみと感じています。


また、家づくりは絶好の家族会議の場でもあると思います。
毎回たくさんの施主さんをインタビューさせていただいていますが、誰1人として、似たようなご夫婦はいらっしゃいません。そんな人間模様が面白くて会話に没頭しすぎて、聞かねばいけないことも抜け落ちてしまうこともしばしばです(笑)。


たくさん話して、想いを伝え合って、関係性をさらに構築して、新たな住処で心機一転。
家づくりは、家族の物語シーズン2の序章となることでしょう。

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