ワクワクとドキドキの連続! 家づくりは、ライフスタイルの新提案
【田中邸】完成前インタビュー
インタビュー|完成前インタビュー
田中怜さん・田中彩さん
家を建てることは、とても大きな買い物でもあり、人生におけるターニングポイントでもあります。
家づくりの初期段階で沸き起こる“ワクワク的ドキドキ”が、物事が進むにつれ“ヒヤヒヤ的ドキドキ”に変わっていくこともなきにしもあらず。時にイライラ的バクハツになることさえあります。
いろんな感情が移ろいゆく家づくりを行うにあたり、思いっきり羽を伸ばして、自己表現したい夫婦。
豊かな遊び心と得意な想像力を持ち合わせ、いつもドキドキワクワクしていたい、とってもカワイイ夫婦が今日の先輩ソラマドオーナー。
これから着工を迎えるおふたりは、ヒヤヒヤ的ドキドキをワクワク的ドキドキへ、見事に転換した1組。そんな彼らにとって「ソラマドの家」に出会い、家づくり着工までの道のりは平坦なものではありませんでした。
家との向き合い方から夫婦の向き合い方、さらには人生の進め方まで、じっくり話し合いとことん悩み抜いたからこそ、2人が描く未来像が完成しました。そして、ついにソラマドの家づくりの幕が開けようとしています。
2人のソラマドに至るまでの道のりをチラッと覗いてみましょう。
家を建てる=住宅展示場しか知らなかった
いつから家の購入を検討されましたか?
怜さん お付き合いしていた時期から家を建てたいねってずっと話してました。実家が戸建てじゃなかったので憧れもあって。
彩さん 2011年の東日本大震災の時は宿舎に住んでいたんですけど、古くて耐震も不安だったので車で寝泊まりをしたり…。そんなことも経験して、さらに家づくりを意識しはじめ、家への憧れが強くなっていきました。
実際に家を建てると決めてから、まず最初に何をしたか教えてください。
彩さん 家を建てる=住宅展示場しか知らなかったので、「とりあえず住宅展示場に行っとこ」みたいな(笑)。大分市の展示場のことはCMで知っていたので。
怜さん その時はまだソラマドの家のことは知らなかったよね。
ソラマドの家もCMしているけど知らなかった?
彩さん ソラマドもCMでは見たことはあったけど、それが大分県で実現すると思っていなかったからピンときてなかったのかも。
大分っぽくなかったってことですか?
彩さん いえ、家を建てる条件の中に工務店と展示場の大手メーカーの家のことしか頭になかったんですよ。私の中に候補としての知識があまりにも少なくて…。
怜さんはどうですか? 男性から見てソラマドの家の印象ってどんな感じでしたか?
怜さん ソラマドに関するSNSを見たり、友人から話は聞いていたけど、実はあまり記憶にありませんでした。
ソラマドのモデルハウスに実際に足を運んで、初めていいなと感じました。
住宅展示場での見学では、最終的に何社くらいに絞りましたか?
彩さん 2カ所まわって、最終的に3社に絞りました。
私の早く建てたいって気持ちがどんどん強くなって、分譲地にも行きましたよ。
建売を見学したり、メーカーさんの持っている土地を見に行ったりもしました。今考えると狭い世界の中で選んでいくような感じだったかも。
結局そこに決めなかったんですね。
彩さん いざ土地を決めて、具体的なところまで進んだんですけど、彼が煮え切らなかったんです。どうしても首を縦に振らなくて…。
怜さんが契約に踏み込めなかった理由はなんだったんですか?
怜さん どこのメーカーも、耐震は大丈夫という話はしてくれました。
ただ…、逆に耐震以外の差ってどこにあるんだろう?と思って。
決め手に欠けたんですね。
怜さん ある大手メーカーで話を聞いた時、営業の方が優しくてその方の人柄に惹かれたんです。
でも具体的に話が進み出して、自分の中で「絶対ここがいい!」と思っていないことに気づいたんです。
めちゃくちゃ高い買い物をするのに、こんな心境でいいのかなって。そう思ったら、ちょっとビビっちゃったんですね。
具体的にどの部分でビビったんですか?
怜さん これという確信がないまま、決めていいのか?そんな自問自答の繰り返しでした。
決めようとしていた家を見て、他と何が違うのか? 特徴は何? 外見てもどこの家か分からない。誰が住んでいても同じに見える。
違和感がぽろぽろ出て来ちゃって。そんなこんなで最終決断に至らなかったんです。
では逆にソラマドの家を選んだ決め手はどこにあったんですか?
怜さん アプローチの仕方が他のメーカーさんと全然違ったんです。
ここに来るまでは「家を建てるということが目的でそこで完結」って感覚になっていたんですけど、人と同じ家ってなんだか気持ち悪いって気づかせてくれたんです。
彩さん 外から見て「ソラマドの家だ」「これが怜と彩の家だ」って誰からも分かってもらえるような家になりそう。そんな家の方が私たちらしいかなって。
なるほど。2人のオリジナリティが盛り込まれた家になりそうだと感じて頂けたんですね。
彩さん ここに来てからというもの、家と一緒にどんな風に生きていこうか、自分たちの人生について、めっちゃ2人で話すようになりましたもん。
怜さん 「ここをもっとこうしたら友達が来やすいよね?」って自分たちが住んだらこうしよう、ああしてみたいって想像をすることが増えて。人生設計を立てる楽しさがヤバかった(笑)。
ソラマドの家では、実際に人(スタッフ)が住んでいる家がモデルハウスになっていますが、見学の際に、どんな印象を持たれましたか?
怜さん リアルでした。生活をされているお家を見学することで、自分に置き換えることができたから。
着飾ってないからこそ、イメージが湧きやすかったです。住宅展示場の物件は大きくて広い。そこに感動と憧れはあるけど、リアルな生活には結びつけるのが難しかったかも。
逆に家づくりにおいて不安なこととかありませんでしたか?
怜さん 本当はお金のことって答えた方がいいでしょうけど(笑)。
僕たちは住宅展示場でライフプランをしてもらっていたので、お金の方の免疫はついていたのかもしれません。ファイナンシャルプランナーさんがついて算段してくれたので。
その不安は1度乗り越えてここに来たから大丈夫でしたね。住宅展示場ではまず最初にお金の話から入るので。
イチから作っていくソラマドの家ですが、お二人の意見の食い違いとかはありましたか?
彩さん 「せーの!」で言ったら違うことっていっぱいありました。「へぇ〜」って思うような今まで知らなかったことをいっぱい知れて面白かったです。
そんな時はどうやって解決したんですか?
彩さん 画像を見せたりして説得したりしました。旦那さんは理論派なので(笑)。
ガレージが一番もめましたね。ガレージを作るか作らないかを決める時、お金のこともあって私は二の足を踏んだんです。でも彼はどうしても欲しいって。
怜さん え? そうなの? 僕は床材が一番もめたと思ってたんだけど。杉か杉じゃないかですごくもめたと思うけど。
彩さん あ! そうそう、赤みがかった杉の色味がどうしてもイヤだった!
杉は時間が経過したら変わっていくから、経年変化を楽しめないの?って。 何年も待てないの?って本当に責められた気がする(笑)。根に持ってたんだね、ごめんね(笑)。
怜さん それから木材を徹底的に調べました。ネットをめっちゃ見たりして、お互いの気が済むまで探しました。
これだけの共同作業を通して計画した家だとやっぱり愛着が湧きますよね?
怜さん 凄まじいほど愛着あります!ソラマドの家って選択肢が広すぎて可能性が無限大なんです。自分たち次第でどうにでもできるから。だからこそ真剣に調べるんです。すごい知識が増えますよ。
彩さん 幅木についても調べたよね。「幅木ってなに?」ってすごく調べました。友達にも「家に幅木ってある?」って確認したり(笑)。
結婚式以来ですよ、こんなに2人で話し合って作り上げていったことって。
そういう希望の一つひとつをビジュアルボードに表現していきましたよね?
彩さん そう。初めて来た日に真っさらなボードをもらって、インスタグラムに保管していた自分たちのイメージや思い描いていた想いを落とし込みました。その日に半分くらい埋まっちゃいました。
暮らしのイメージを上手に表現できている人は、頭の中で自分のしたいことが整理できているんですね。
怜さん ビジュアルボードは間取りを書くものではなく、自分たちが楽しみたいこと、家族やパートナーが楽しんで欲しいことを表現して欲しいって言われました。
動線や間取りはソラマドさんが考えることなので、自分たちの暮らしを表現して欲しいと言われて、イメージがさらに明確になりました。
田中さんご夫婦は土地探しも大変でしたよね?
彩さん そうですね。すっごく探しました。休みの日は自分たちで希望のエリアを車で回ったりもしました。整備された土地じゃないと家は建てられないと思っていたんです。
結局、ソラマドさんが提案してくれたところがとても気に入りました。自分たちが全くノーマークだったところだったんですよ!
家づくりは土地探しからですもんね。
怜さん ソラマドさんの場合は、候補地として選ばないかもしれないようなところも見せてくれました。
今まで選ぼうとしていた選択肢じゃないエリアにも可能性はあるんだよって教えてくれたことは良い気付きになりました。
最終的に選んだ土地は中古住宅でしたもんね。
彩さん ビックリなんですけど、本当に中古住宅でした!考えてもなかった提案をしていただきました。
売土地を探すのが一般的だと思いますが、築38年の中古住宅を紹介されてどう思われましたか?
彩さん 建物の価値はゼロだしほぼ土地だけの値段だと聞いていたけど、解体費用のことが気がかりでした。
確かに解体費用は気になりますね。あえて中古住宅だった理由は何だったのですか?
怜さん 解体費用は必要なのですが、そこに建物があって人が暮らしていたからこそ、水道や下水などのライフライン工事が必要ない、というメリットがあるという事でした。それは本当に盲点でした。
単純に解体費の負担があるだけじゃなく、メリットもちゃんとあるんですね。
では最後に、これから新しくソラマドの家を建ててみたいとご検討中の方々に対しアドバイスをお願いします。
怜さん 全てを楽しんで欲しいです。「家は暮らしの道具の一つ」、その言葉にズキューンと来たんです。
ソラマドは、どうやって暮らしていきたいかを考える究極の注文住宅だと思います。作っている間の衝突も含めて楽しんで欲しいです。
彩さん 私はソラマドに辿り着くまでの一歩がなかなか踏み出せなかったから、とりあえず見にいくのをオススメします。
住宅展示場みたいにフラッとは行けないし、ホームページから予約をしたり電話したりするのがちょっと普通と違うけど、一回行ってもらえるといいと思います。
まず一歩を踏み出して欲しいです。
〜編集後記〜
家を暮らしの道具として自分を表現する。
それを知るまでの田中夫妻が感じていた違和感、それは、思いっきり遊べるフィールドがなかったこと。
家づくりって遊んでいい、楽しんでいい。
遊び場を見つけた2人は、水を得た魚のようにぐんぐんスピードを加速させて、希望の家を、理想の人生を描いていきました。2人の人生を共にする家が、どんなもので満たされたいのか、それは2人にしか分からないこと。
だから楽しむなら真剣に。遊ぶなら飽きが来るまで。
ソラマドは彼らに寄り添いながら、最後まで家づくりにとことん付き合います。家づくりを通して暮らしを表現したいと願うお施主さんの、楽しい遊び相手になれれば最高ですね。
──この記事を書いた人
ライター/青木貴絵
大分県臼杵市在住。一児の母。さまざまな媒体の取材をするなかで、ソラマドの家と出会い、施主様の施工前と施工後のインタビューを担当する。インタビューを通して、オリジナリティあふれる家づくりやソラマドの家での暮らし方にフォーカスしていく。同じものが1つとない【スペシャルな家づくり】のストーリーをライターの目線と同時に、妻・母・主婦目線で文章に落とし込んでいる。