自然に近いところで子育てしながらサロンを経営。 仕事とプライベートの境界線をしっかり引いた住宅兼店舗

【佐藤邸】完成後インタビュー

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佐藤千晶さん(35)・佐藤康浩さん(35)
峻大朗くん(4)・勇之介くん(7)

 

 

のどかな田園風景が広がる大分市郊外、丹生地区。
比較的交通量の多い通り沿いに佇む、美容室「kaiLa」。
コンビニの向かいに建つシンプルな店舗は一見、パン屋さんか雑貨屋さんのようで、通りがかりの人をワクワクさせてくれます。

美容師の旦那様と事務を担当する奥様がこの地を選択し悩み抜いた末、自宅兼店舗を完成させました。

こだわり抜いたお家にたどり着くまでのヒストリーから住み心地までを聞かせてもらいました。

 

 

ソラマドで家を建てようと決心したのはいつごろですか?

廉浩さん 2016年にソラマドの家を訪れて、2018年6月22日に引き渡しが行われ、美容室をオープンさせたのが同年7月1日でした。建てる前は大分市高城でテナントを借りていて、自分たちはアパートに住んでいました。

 

自宅兼店舗を建てるという構想は以前からあったのでしょうか?

廉浩さん 息子が小学校に上がるまでには家は建てたいと考えていました。もうかれこれ6、7年は家を建てることを考えて動き回っていました。

千晶さん ここにたどり着くまで、相当な数のハウスメーカーを回りました。大分県にとどまらず、県外まで行ったこともありました。もう大手と言われるメーカーさんは全部見てますね。

 

そこまでしても結局しっくりこなかったんですね。

廉浩さん 自分たちの考えるテイストと同じ雰囲気を持ったメーカーさんを探していたんです。「この家だったら叶えられるかも!」と、少しでもイメージと近いところを。でもやっぱりどこも自社の特性だったり、このなかから選んでくださいっていう、プロトタイプがあって…。

千晶さん でもソラマドのスタッフさんと最初に話をしたとき、もちろん【ソラマドテイスト】は感じましたけど、自分たちのやりたいことを伝えたら「それはうちが建てる家っぽくない」とか一切言わないんです。「やりたかったら一緒にやりましょう」ってスタンスだったんですよね。

廉浩さん 僕たちの思いに寄り添って、否定も押し付けもない。スーっと話が進む感じ。造士さんと話している間「モヤモヤ」がなかったので、うまくいく時ってこんな流れなんだと実感していました。

千晶さん ほかのメーカーさんとは、ビジュアルボードを作ったこともなかったし「ないものは作ればいい」って言われたこともありません。

ソラマドへいらっしゃるまでに長い道のりがあったとは…。そもそもソラマドの家はどうやって見つけたんですか?

千晶さん 私が偶然ネットで見つけたんです。そしたらサロンのお客様のなかにもソラマドの家で建てる方やソラマドを知ってるという方が実は結構身近に多くて。今になって思えば「なんで知らなかったんだろうな~」って思いますよ。

 

出会えてよかったですね。この場所にはもともとご縁があったんですか?

千晶さん 私の地元です。そして実家が近くにあります。

廉浩さん 環境がいいし、小学校が小規模なところが気に入っています。

千晶さん 私たちは田舎育ちだから、子どもたちも自然のなかで育てたいという思いは一致していました。希望は山とか田んぼに近いところ。だから最初は店舗はテナントを借りたまま、建てるのは家だけの予定だったんです。

 

なるほど。では自宅兼店舗の構想が生まれたきっかけを教えてください。

廉浩さん 家は田舎に建てたいけど、美容室は(その時テナントを借りていた場所から)離れすぎるとお客様にご迷惑がかかるかもという葛藤はずっと持っていました。

千晶さん そんなことをソラマドさんと話していたら「じゃあもう家とお店を一緒にしちゃおう」という流れになりまして。それからですね、土地探しが始まったのは。

 

廉浩さんもそれに同意するカタチで?

廉浩さん そうですね。最初は考えてもなかったけど、お店と家がすぐアクセスできるほうが便利だと思ったし、支払いが二重になると無駄が生じるという点においても、そのほうが効率はいいなと思いました。

 

外観を見て思ったんですけど、お店の後ろに自宅があるってお客様は気づいていますか?

廉浩さん そうなんです、そこ! 自宅が後ろにあるって気づいていない方、多いんです。実は外観的にはそこが最大のこだわりでした。いかに仕事とプライベートを切り離すか。

千晶さん 生活感を出したくなくて。自宅兼店舗となるとだいたい1階がお店で、2階が店舗になる感じしか想像していなくて、最初はどうなることやらと思っていました。

 

確かにそのパターンが多いですよね。

廉浩さん うちの自家用車がお客様と同じ駐車場に停めることになるのも、ちょっと気にしてて。だから駐車場は別に用意して、家とお店は直結しない設計にしています。出勤は玄関から出て、外をまわってお店の入り口までいっています。少しでも頭を仕事モードに切り替えたいので。

千晶さん 家から5歩くらいですけど(笑)。私は一度保育園に子どもを送って、自宅に帰ってきて、それから仕事場に向かいます。その点では以前に比べてかなり楽になりました。
廉浩さん 僕ね、雨に濡れたことがないんです(笑)。日にも当たらない。最初は「骨、大丈夫かな~」って、ちょっと不安になった時もあったかな。通勤って気持ちの切り替え時間みたいなところありませんか?

 

 

わかります。車通勤ってとくに気持ちを切り替えるの時間として貴重ですもんね。

千晶さん 私の場合は、よくお客様から「仕事の合間に家事ができるでしょ?」って言われるけど、それはあまりなくて。でも本来はその使い方もできて便利なんでしょうけど。仕事とプライベートは割り切りたいからあまりしないけど、急に雨に降られた時、さすがに洗濯物は取り込みに帰りました。仕事に関しても便利なことが多くなりましたね。

廉浩さん 成人の日は、毎年朝が早くて大変な日でもあるんですど、朝のセット予約は本当に助かりますね。朝6時とか7時スタートなので。
千晶さん よかったよね。髪のセットが終わってから一旦自宅に戻って朝ごはん食べたりしたもんね。

 

ソラマドと出会うまでは、自宅兼店舗って考えはまったくなかったんですか?

廉浩さん だって、まず整地された売土地って80坪くらいしかなかったので、そこに店舗まで建てるって絶対ムリだなぁと。さらにお店をするってなったら、駐車場はいるし、通り沿いじゃないと目立たないし、人が集まりやすいエリアじゃない集客が不安とか…。条件が必然的に多くなるから自宅兼店舗って発想は、当初はまったくリンクしませんでした。

 

ソラマドを選んで、それからこの土地と出会えたんですね。

千晶さん 店のことを考えるとあまり田舎過ぎてもお客様がこないけど、結局、市内の中心部に店があったとしても、大分の土地柄、みなさん車でいらっしゃるじゃないですか。街なかだと駐車料金もかかるし。であれば、ある程度のエリアならお客様は車で来てくれるはず!って割り切って、今の場所に「ポン」と出してみようかと。でも正直怖かったんです。こんなところまで本当に来てくれるんかなぁって。

 

実際にお客さんの入りはどうですか?

廉浩さん めっちゃ来る(笑)。というか、前のところよりも多いですね。

新規の方が増えたってことですよね?

千晶さん はい。おそらく駐車場が広いっていうのもあるし、目につく場所でもあるし。夕方とか渋滞するくらい前の通りって、車が多いんですよ。

廉浩さん 郊外のわりにはここって本当にお店にとってはいい場所です。お客様からのお問い合わせで、「丹生って言ったら、あのローソンのところ?」って言われるんですけど、多分このローソンしか目印がないんですよ。その真向かいだから助かっています。

千晶さん ローソンさまさまです(笑)。

この土地にはどうやってたどり着いたんですか?

廉浩さん 奥さんのお父さんが、それはもう一生懸命見つけてくれたんです。
千晶さん うまいこと縁が繋がりました。

 

もともとこの場所は何だったんでしょうか。

千晶さん 親戚の田んぼだったんです。ただすごい泥田で困ってまして。田植え機とかも入りにくいし、ここを管理している親戚も高齢ということもあって、どうしようかってなって困っていた時に私たちも土地を探していたというワケです。

廉浩さん お互いのタイミングが本当によかったんだと思います。泥田だったので土地の整備にはすごく時間がかかって大変でしたけど。

 

病院や店舗があってもおかしくない好条件の立地ですよね。

廉浩さん 広さ的には家3軒分くらい建てられる広さですしね。

ご実家に土地があったのに、そこは妥協しなかったのがポイントですね。

廉浩さん そこはね~。造士さんにもめっちゃ迷惑かけました。ちがう土地で調査までしてもらったのに。この狭いエリアで二転三転しましたから。

千晶さん でもお客様のことを考えたら、駐車場ひとつとっても女性は車が入れやすいほうがストレスないじゃないですか。広い駐車場は店にとってはマストです。

 

では、自宅のお話も伺いたいのですが今お住まいになって、ちょうど1年くらいですよね。住み心地はいかがですか?

千晶さん 風がね、とおるんですよ。今まで家にいて風がとおるっていう経験がなかったので、本当に気持ちがいいです。家を建てる時に動線とかすっごく悩んで考えたから、それがかなっています。

廉浩さん はじめて玄関に入った時「あかるーい!!!」って(笑)。とくに僕は玄関にこだわりたかったんです。今、玄関に入ってすぐサーフボードがあるじゃないですか。パッと入れて置けるっていう便利さがたまりません。

千晶さん あんなに天井が高いと思わんやったけど(笑)。

廉浩さん 天窓もつけてくれて。それはダイスケさん(設計担当)が提案してくれました。

 

キッチンはいかがですか?

千晶さん 贅沢すぎます(笑)。キッチンには往年の夢があって。とあるカフェのカウンターの写真がすごく好きで、もう何年もずっとこんなキッチンにしたいって思ってたんですけど、オシャレ感を維持できそうにないとか、システムキッチンにしたってうまく収納できないとか、いろいろ悩みました。ダイスケさんは最初ソラマドキッチンで案を出してくれたんですけど、私が今のこのキッチンを諦めきれなくて。それを察してくれたんでしょうね。次に提案してくれたときには、このキッチンでした。優柔不断な私の気持ちをすべて汲み取ってくれて、今のキッチンが誕生したんです!

 

キッチンのどの部分に、とくにこだわりがありますか?

千晶さん 一番したかったのは木とアイアンの組み合わせ。玄関側から見たときに、キッチンと思われないような雰囲気を出したかったんです。

廉浩さん このアイアンなんてただの飾りですよ。普通の大工さんだったらイヤがる仕事だと思うんです、めんどくさいし(笑)。

千晶さん 色もこだわりました。最初、木に色を塗ったサンプルを持ってきてくれたんですけど、すごく悩んでたらダイスケさんが「床と同じ素材にするのはどう?」って言ってくれて。目からウロコでしたね。あんなに悩んでたのに、すぐ決まりました。建材はホワイトオークだったと思います。

 

水まわりの向かいに設置したカウンターも使い勝手が良さそうですよね。

千晶さん 子どもがテーブルで宿題とかしているとき、作ったおかずを置いたり、荷物とかもまとめて置けるので便利です。

見せない収納に徹底したんですね、いいアイデア。

千晶さん 私たちこだわり出したらキリがないんで、見せる収納にしたら大変なことになると思って(笑)。

廉浩さん 本当はレンジも見せたくないんです。見せる収納だとシャレたものを置かないといけなくなるので、あえて見せない方にしただけです(笑)。見せるものは器やコップくらいにして、あとは全部収納。

千晶さん 子どもってキャラものとか好きじゃないですか。それは隠してます。いかに生活感を出さないか(笑)。

 

美容師さんってオシャレってイメージで見られますもんね。

廉浩さん そう!あるあるですよね〜。つねにハードルが高いから…。

千晶さん なるべく綺麗にしたいよねって気持ちはありますよ(笑)。でも子どもがいるとね〜。

お子さんの様子はどうですか?

千晶さん 男の子2人だから、お家のなかで遊んでても、お布団のうえでプロレスごっこをするって感じでした。まぁご覧のとおりですよね。ダダダダダーーー! ドシンガッシャン!みたいな…(笑)。

廉浩さん 一番は中庭ですよね。BBQしたりプールしたり、そこからプロジェクターでテレビ観たり。

中庭で遊んでくれるといろいろと安心ですもんね。

千晶さん お店とプライベートの境界線をしっかり区切るのは一番の希望だったんですけど、同時に庭も欲しかったんです。でもよくある定番の「庭」だと丸見えになっちゃって、「家感」がすごく出ちゃうけど、中庭だったら子どもがスッポンポンでプールに入っても気にならない。窓を閉めきってもどこからでも見えるので、夏は安心して部屋のなかでコーヒーを飲みながら見守ってました(笑)。

廉浩さん BBQがすごいラクなんです。水道もありますし、コンロとテーブルさえ出せばあとは縁側に座っておけばいいし、肉も野菜もすぐ切って出せますから、片付けもラクです。

※と、取材中も「ドドッドドドーーーー!! ガタガタガターーー!!」とお子さんたちの階段を降りる音と駆け上がる音が…(笑)

千晶さん こんな感じなんですよ、毎日(笑)。うれしいみたいですよ、ここに住むようになってからお友達も呼んでくるし。小学校に上がると交友関係の幅が広がってくるんですけど、連れてきてくれるので様子も見られますし。

廉浩さん 子どもたちは本当によろんでいます。おばあちゃんちにも歩いていけるくらい近いのでそれも安心です。

 

日常のなかで幸せを感じる瞬間ってありますか?

廉浩さん 朝、歯磨きのときに、外が見えて明るいんです。窓開けて外で歯磨きしてみたり。脱衣所って暗いイメージしかなかったから新鮮です。

千晶さん 洗面所にいて、子どもたちが朝ごはん食べて主人と話しているのを見ると「この家すごくカッコイイ!」って客観的に惚れなおしたりしてます(笑)。

廉浩さん 普通のなんでもないアパートからここに移って「いいんかな~」って思ってます。あとは思ったとおりになっているのでそこに感動しています。

 

思ったとおりの仕上がりになりましたか?

廉浩さん はい、それはもちろん!こだわったらキリがなくて、僕たち。それでも「やりましょう」って言ってくれる。「いやそれは~」って言うのが一つもなかったんですよ。壁や素材にまでこだわり過ぎたかなって思うくらいなのに。

千晶さん そうなんです。すっごいこだわるんですよ、うちの主人。とくにお店のほうは何センチ何ミリ単位で譲れないポイントがあって。

廉浩さん 無理だろうな~って思っていたことに対しても「やりましょう」って言ってくれるんです。そして既製品でないものは「つくりましょう」っていうんです(笑)。普通だったらカタログから選んでくださいってなるはずなのに。全部特注ですよ。トイレの窓なんてサイズが小さ過ぎ既製品がないんですよ。だから特注で作ってもらいました。

廉浩さん 僕らは売ってるものでどうにかしないといけないと思い込んでいたので、作ってくれるということをはじめて知りました。大工さんに作ってもらったものがこの家にはたくさんあります。

 

ハウスメーカーをまわり過ぎて「こうでなくちゃいけない」っていうマインドセットになっていたんですね。

千晶さん 私たちは田舎の一軒家で育ってきたので「子どもが生まれる=家を建てよう」って共通認識があって。その固定概念に焦らされて、何社もハウスメーカーをはしごして、2社くらいは図面まで作ってもらったこともあったんです。けどやっぱり何か違うねって断念して。

廉浩さん もう疲れたし、もういっかって諦めていた時が【ソラマド】との出会いでした。造士さんは無理に推しもしないし「やりたくなったら一緒にやりましょう~」ってゆる~い感じでした(笑)。

千晶さん 私たちの凝り固まった概念とちょっと疲弊してしまった気持ちがほぐれていくような、魔法の言葉をくれました。

 

おふたりの趣味やセンスは同じ方向を向いていたのできっと衝突はなかったと思うのですが、お金についてはどうでしたか?

千晶さん キッチンの予算を主人に見せたとき「おぉ~!こんなに??まじか~」って(笑)。

廉浩さん 仕様を変更するとじゃんじゃん上がって(笑)。3万とか5万とかの範ちゅうじゃなくて、10万、20万って上がっていくんです。もうワケがわからなくなって、この金額、なが〜い人生で考えるとひと月100円かな~とかいう超プラス思考に転じて乗り越えました(笑)。

千晶さん オールステンレスにしたかったんでけど、すごく高くて。もう諦めようって思った時に、リクシルさんから出た新色がぴったりの色で。すぐにそれにしました!全部のタイミングが良かったんです。

 

予算は当初の想定よりオーバーしたかもしれませんが、既成のもののなかから無理して選ぶストレスからは解放されましたか?

廉浩さん まさに。大工さんに作ってもらったものが多くて。テーブルとか。それってお店で買えるものじゃない。簡単に手に入らないものだからこそ一生使っていきたいですね。

千晶さん 一つのものを長く、変わりゆく姿を楽しんでいく。ものに対しての気持ちは多少高くても長く使っていくものだからと考えて選んでいます。

 

おふたりは、いさぎよいですよね?

廉浩さん いやもう、そうなんですよ!「もういい!外食を1、2回ガマンすればいい!」ってなるんです(笑)。

千晶さん そうでもしないと際限ないんで。その時は「お~い! 戻ってこーい!」って私がストッパーとして現実の世界に呼び戻しますよ(笑)。

 

 

〜編集後記〜

【家探し】は【お見合い】に似ているのかもしれない…。いろいろな人とお見合いして気持ちを伝えて、うまく伝わらなくて「何か違う」と、またスタートラインに戻る。その繰り返しだ。

妥協はできない、だって一生のことだから。どこまでいくのが正解かは自分すらわからない。ここまでと線引きすればそれでおしまいかもしれないし、まだまだ諦めたくないと思えば先に進むしかない。

 

いつ出会えるかわからない運命の相手を探すのは正直苦難の連続だ。

友人はもうそれを手にし、それを見るとうらやましく思い、いつかは私だってと焦る思いも経験するかもしれない。

でもうまくいくときは、本当に流れるようにトントン進む。

自分が欲しかったものも奇跡的なタイミングで手に入ることだってある。

ご縁とタイミングに恵まれることって、何も結婚相手だけじゃない。

 

家は運命の相手。人生のパートナー。

 

──この記事を書いた人

ライター/青木貴絵

大分県臼杵市在住。一児の母。さまざまな媒体の取材をするなかで、ソラマドの家と出会い、施主様の施工前と施工後のインタビューを担当する。インタビューを通して、オリジナリティあふれる家づくりやソラマドの家での暮らし方にフォーカスしていく。同じものが1つとない【スペシャルな家づくり】のストーリーをライターの目線と同時に、妻・母・主婦目線で文章に落とし込んでいる。