みなさんこんにちは!
ソラマド大分スタッフの造士です。
今日は再び予告の「ソラマドキッチン」ネタじゃない話題です。
すまみせん!
さて、今日の話題は前回ご紹介した「壁塗り」についてです。
というのは、昨日大分市内のとある現場でお施主さんによる、ソラマドオリジナル建材「ソラコッタ(漆喰)」のぬりぬり大会を開催しましたので、その様子のご紹介です。

<親子三人でヌリヌリ>
まず「ソラコッタ」とは何か?
この「ソラコッタ」は土佐(高知)で伝統的な製法でつくられている「土佐漆喰」でして、石灰岩を焼いて作られた生石灰をクリーム状にした100%天然成分の室内用の塗壁材なのです。
この「ソラコッタ」の特徴として、①湿度調整をしてくれるので結露によるダニ・カビを防止 ②有害な化学物質は一切含まれていない ③悪臭やホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)を吸着 ④静電気によるホコリ吸着がない ⑤強アルカリ性による抗菌作用 などがあります。
「土佐漆喰」は姫路城や桂離宮でも使われている素材で、これをDIYで一般の人も塗れるように改良したものが「ソラコッタ」なのです。

<コレがソラコッタ君たち>
ちなみに、この100%石灰でできてる「ソラコッタ」の壁と「ビニールクロス」を貼った壁の違いで、特に私が感じるのが室内の「光」です。
ソラコッタの壁はとにかく明るい!
これはソラマドに住んでる皆さん(私もですが)がよく言っているのですが、室内が本当に明るくなるんです。
たぶん、ちゃんと何かの機械で測定したら光の反射率とかの数字も出るんだと思いますが、そこまではしません。
「燃えよドラゴン」のブルースリー的な言葉で言えば「Don’t think. Feel!」(考えるな。感じろ!)って感じでしょうか。
シュパッ!とした白い漆喰の壁は、爽やかな清潔感があって誰もが「心地よい」空間を作ってくれます。
白い漆喰の壁は、いろいろな種類のインテリアにも合いますよ。(特に journal standard Furniture とは相性いいと思います!)

「don’t think. Feel!!!!」
ブルース様、ありがとうございます。
さて話はズレましたが、そのような漆喰の機能的な利点もあるのですが、それ以上に「自分でもできる!」という体験の意味も込めて、こういった施主さん参加型の壁塗りをいっしょにやって頂いているのです。
もちろん服も汚れますし、腕も痛くなります。
時間もとられます。
左官職人のプロが塗った仕上がりと同じにはなりません。
自分たちだけで家1軒塗れば、友人達呼んで人数かけても最低マル2日はかかります。
まぁまぁ大変なチャレンジではあります。
でも、、、でもですよ。
やってみたくなりません?
たぶん、「家を建てる」という覚悟が激しく固まると思います。
そして、「愛情」も数倍増すと思います。
掛けた分だけの「汗」は「喜び」となって間違いなく帰ってきます。
そして、自分たちの「生活道具」になった家を大切に維持したくなるみたいです。
数十年後、ふと見た家族のアルバムに、今は大きくなった子どもたちが一生懸命家の壁を塗ってる写真がある、、。
たぶん、そういうシーンが訪れる日がくると思います。
そんな時に「いっしょに家を作って良かったな〜」って、感じると思いますよ。
さぁ、始めましょう。
ソラマドの家づくり。
楽しいですよ〜!
では、昨日の現場の様子をギャラリーでご紹介!
<プロから塗り方のレクチャー中>
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<クリーム状の漆喰(当たり前ですが食べられません)>
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<奥さんも黙々と塗ってます>
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<オカワリくださ〜い>
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<わたしもオカワリくださ〜い!>
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<プロは道具を使う度いつもキレイに手入れします>
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<いきなり上手には塗れません>
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<最初はガタガタですが、、、>
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<最終的にはこんな感じの仕上がり> |