こんにちは。
ソラマド大分の造士です。
連日の猛暑&子どもたちの夏休みで、特に世のお母さんたちはご苦労のことと思います。
さて、そんな酷暑の7月も後半に差し掛かり、あっという間に今年も半分以上過ぎてしまいました。
そんな7月ですが、今年も毎年7月25日に開催される「大分市西新町天満社」の夏季大祭が行われました。
大分市内では、7月に入ると長浜神社、若宮八幡社、春日神社、恵比寿神社、王子神社、そして7月ラストの西新町天満社と、6社の夏祭りが順番に開催されます。
どの神社にも長い歴史があり、もともとは疫病退散や五穀豊穣、家内安全などを祈る神事として受け継がれてきました。
私が参加している西新町天満社も、地域の氏神様として長く町を見守り続けてきた神社で、祭神は学問の神様の菅原道真公です。
7月最後の祭りですので他社の氏子も多く参加し、今年は土曜日ということもあり、多くの担ぎ手の参加も頂きました。
私はその西新町天満社の青年役員として、各種準備〜当日の神輿巡行〜後片付けなど、毎年夏季大祭に携わらせて頂いてます。
一昨年では神輿巡行の旗振り役をさせて頂きましたが、いろいろ巡行中の怪我などもあり、今年は少し役目が変わり「高張(たかはり)」という高提灯を掲げて神輿の先頭を歩く中学生16名を率いて、神輿巡行の先導をする高張隊の隊長を務めさせていただきました。
神輿の巡行は、神社を出発してまた戻るまで、お昼過ぎから夜の22時過ぎまでのおよそ10時間ほどです。
今年は朝から晴天&猛烈な炎天下。
高提灯を掲げて歩き続ける中学生たち。
高張は4mほどの長さの竹棒の先に大きな提灯が付いていまして、それを少年たちは両手で真っ直ぐに持って歩きます。
お宮を出発した直後は元気いっぱいだった少年たちも、時間が経つにつれてだんだんと疲れた表情になります。
そして後悔の色が顔に出てきます。
地味に重い竹竿と提灯、、、手がプルプルで完全に罰ゲームです。
たぶん心の中では『なんで俺こんなことしてるんやろ、、』『最悪や、、』って。
そんな彼らが、とにかく熱中症にならないように「がんばれ!」「もう少しで休憩ぞ!スイカがあるぞ!」「オイ!高張が傾いちょんぞ!真っ直ぐせんか!」と飴と鞭の声を掛け、水を飲ませたり建物の日陰があれば休ませたり、時には代わりに高張を持って休ませたり。
そして出発から約10時間後、最後まで全員立派に、無事に高張提灯を掲げて歩き切りました。
そして、帰還した彼らには日当として5000円が渡されます。
時給換算すると、とても効率の悪い「バイト」ですよね。
法被を脱がせて襷掛けを解いてあげて、それから一人ずつ名前を呼んで、封筒に入れた5千円を渡す瞬間、憔悴して疲れ切った彼らもやっぱり嬉しそうな笑顔になります。
そして、祭りが終わった翌日の青年役員の直会で、とても嬉しい話を聞きました。
高張隊に参加していた男の子が、氏子役員さんが営む文具画材店(コトブキヤ)へやって来たそうです。
そして5000円のシャープペンシルを手に取り、「天満社の高張でもらったお金で欲しかったシャーペンを買えた。」
そう店員さんに嬉しそうに話しながら購入して帰ったそうです。
その話を聞いて、青年役員(どう見ても「青年」では無いおじさんたちばかりですが、、)のおじさんたちは、カンドーしてウルウルしたのでした。
その彼にとって、そのシャープペンシルは、ただの5千円で買った文房具ではありません。
炎天下を仲間と励まし合って10時間歩いたこと。
神輿の先頭で地域の祭りに関わったこと。
そして、自分の力で手にした5千円。
その全部が詰まった一本です。
だからきっと、簡単には失くさないでしょう。
きっと大切に使うでしょう。
そして何年か経ってそのシャーペンを見るたびに、夏の瞬間を思い出すのかもしれません。
おじさんは、そうであってほしいと、勝手に期待してしまいます。
意外と夏休みが終わる頃、失くしているかもしれませんが、、。
子どもなので、その時は仕方なし。
本当に便利な時代になりました。
欲しいものは、ボタン一つでなんでも翌日に届きます。
でも、不思議なことに、簡単に手に入ったものほど、簡単に飽きてしまうこともあります。
一方で、自分が時間をかけたり、苦労したり、誰かと一緒につくりあげたりしたものには、不思議と愛着が湧きます。
だから私は、家づくりも少し似ていると思っています。
土地探しに悩み、何度も打ち合わせを重ね、図面を見ながら家族で話し合い、完成するまで何か月も待つ。
決して効率の良い「買い物」ではありません。
でも、その時間があるからこそ「住む場所」が、ずっと使い続けたい「暮らしの道具」へ変わっていくのだと思います。

自分が祭りに携わることで、周りの人たちからは「よくやるな、、」と言われることは多々あります。
でも、たぶん私は好きなんだと思います。
よく分からないけど、いろいろなストーリーが生まれる瞬間って、たぶんいろいろ瞬間的にハードな時間なんだと思うのです。
私は学生時代サッカーやラグビーをやっていましたが、やっぱりいろいろ想い出深いシーンは、力を抜いた平穏無事なシーンよりも、仲間たちとのハードなシーンの方が心に残っています。
体育系でも文化系でも、勉強でも仕事でもそうだと思うのです。
そんな瞬間が好きなんだと、思います。
とにかく「家づくり」という私の天職で関わる多くのオーナーさんたちの、そんな素敵な想い出深いストーリーづくりの一助になれば、仕事人生有り難し。
では皆さん、酷暑の毎日ご安全に。

以下、ちょっとだけ「営業」させてください。
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「居心値」の理由は言葉ではなく、身体が理解すると思いますよ。
最新式の住宅ではありませんが、18年経っても普遍的で快適な暮らしをご自身の野生的本能で体感してみてください。
だって10年毎に建て直して、ずっと最新式で暮らすことは出来ませんから。
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