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2021.5.27 <ソラマド暮らし> 野山をイメージして選んだ植栽たち

みなさんこんにちは。

今回は、植栽の話完結編として、植栽たちの紹介をさせていただきます。

 

植え替え前から変わらず、私の大のお気に入り!

アオダモの木です。

 

アオダモは、モクセイ科トネリコ属の落葉高木です。

日本の山地に自生してきた雑木のため、日本の気候を好み、暑さや寒さに強いそうです。虫も付きにくいそうで、手入れもしやすいですね。

アオダモは落葉樹なので、四季を通してさまざまな表情を見せてくれます。

春には小さな白い花が咲き、夏には青々とした葉が茂ります。秋になると実を付け、冬は落葉して白樺のような雰囲気の枝がむき出しになります。

私は枝フェチなので(笑)この枝の樹形がたまらなく大好きなんです。

こんな感じ。

 

 

はぁ。たまらなく素敵です。。これは2月の初めに撮ったので少し芽が出てきていますね。可愛い。

 

この木をメインに、今回は、日本の野山をイメージして植え替えてもらいました。

アオダモが高木でかなり大きくなるので、他の植栽は低木にしていただきました。

まずは、ナツハゼ。

 

ナツハゼも日本の山地に自生している、落葉低木です。

秋には実ができ、ブルーベリーのようにジャムなどに加工しても良いそうです。紅葉も楽しめるので秋が楽しみだなぁ。

打ち合わせの時に枝フェチをアピールしたからか、かなり私好みの樹形のナツハゼを選んできてくれました。笑。ありがとうございます!

 

続いてもう一つの低木。

アナベルです。

 

アナベルは梅雨時期に咲くアジサイの仲間で、北アメリカ東部原産の花木です。

花の咲き始めはライムグリーンのような色で、こんもり満開の頃には真っ白になります。

この写真は植え替えの時なので、水分不足で元気がないですね。。水やりを頑張って、無事根付きますように。。

また後日、花が咲き始めたら紹介させてくださいね。

 

その他の小さな植栽は担当の仲摩さんにお任せしました。

ピンクのお花が可愛いアスチルベ。

 

常緑性の多年草、ヤブラン。これも夏の終わり頃花を咲かせるそうです。

 

こちらもピンクの花が可愛いシモツケ。

 

常緑低木のゴモジュ。葉を揉むとゴマの匂いがするんです。

 

そして元々植えていた、ウエストリンギア。小さな株が1年でここまで大きくなりました。

 

私はあえて落葉樹を選択しました。

この小さな植栽スペースですが、子供たちと一緒に四季を感じたかったからです。

春に咲いた花を見て、『あぁー綺麗だなぁ。可愛いなぁ。』と。

夏の新緑を見て、その自然の美しい色、柔らかい手触りを感じ、

秋の紅葉した葉の美しさや、なった実を触ったり潰したり食したり、

落葉した冬の枝を見て、『面白い形だなぁ』と、その造形美がわかるような感性を養って欲しい。

学校や塾じゃ教えてくれない、もっと大切なものを、この植栽を通して一緒に感じたいなぁと思っています。

これから育てていくのが楽しみです。

 

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