soramado-lifeソラマド暮らし

2021.6.13 <ソラマド暮らし> 漆喰の話

みなさんこんにちは。

先日植え替えをして頂いた、アナベルの花が大きくなってきました。

暑い日々が続くので、子供たちと一緒に水やりを頑張っています。子供たちは水遊びしたいだけですけどねー笑。

 

 

さて今回は、興味がある方が多いんじゃないかなぁ〜、、漆喰の話をしようと思います。

ソラマドの家といえば、漆喰壁を思い浮かべる方も多いと思います。

実際、全ての壁じゃなくても、リビングなどに使用される方が多いみたいです。

ソラマド大分に打ち合わせなどで行くとよく見る光景。わかる方にはわかると思います。笑

 

 

ソラマドの家で使用しているソラコッタ。なんかここに積んでるだけでオシャレに見えるんですよねー。

 

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。

漆喰の特徴として、優れた調湿効果があります。

漆喰はよく、<呼吸する壁>といわれます。これは、夏などの湿度の高い状態だと、余分な水分を吸い取り、逆に冬などの湿度が低い状態だと水分を放出するという、湿度調節の機能を持っているからです。

まさに今の梅雨時期など、湿気の高い状態でも家の中は快適で、カビやダニなどの発生を抑制する効果が期待できますよね。

我が家もこの効果に魅力を感じ、1階部分のリビングとキッチン、廊下や玄関など多くの壁に漆喰を取り入れました。2階も繋がりを考え、吹き抜け部分から廊下は漆喰を採用しました。

 

 

メリットだけのように感じますが、実はそうでは無いんです。。

調湿効果が優れているということは、水分をすぐに吸収してしまうということ。

例えば、お茶やジュースをこぼしてしまったら、漆喰はすぐに吸収してしまいます。クロスだとすぐに拭けば目立ちませんが、漆喰だとすぐに拭き取っても、しみができたり色が取れなかったりします。困りますよね。。

でも実は、補修も自分で簡単にできるんです!

漆喰を上から塗ってしまえば、しみや汚れが消えます。でも漆喰なんてなかなか少量だけ手に入れられないので、私は水性の合成樹脂塗料のツヤ消しの白色をブラシで塗ります。これはホームセンターなどにあります。赤ワインやトマトソースなど濃い色のしみでも綺麗になりますよ。自分でメンテナンスできるって魅力的ですよね。

ちなみに、小さなお子様がいるご家庭ではあるあるですが、クロスにクレヨンで落書きされたり、壁紙を剥がされちゃったりと困っている方も多いと思います。私もアパート暮らしの時は困りました。。

でも漆喰だと落書きされても塗料で補修できますし、塗り壁なので剥がされる心配もありません。小さなお子様がいるご家庭こそ、漆喰をお勧めしますよー。

 

 

漆喰のその他の特徴として、耐火性に優れていることも有名です。

不燃材料として建築基準法の中でも認められているそうです。もし火事になってしまっても、火が部屋全体に燃え広がりづらい特性を持っているので、防火対策という意味でも採用を考えてみても良いかもしれません。

また、ビニールクロスは化学物質で作られているため、万が一燃えてしまった場合、有毒ガスが発生する可能性がありますが、漆喰は自然素材なのでその点も安心ですよね。

 

 

漆喰はクロスと比べると、手間も時間もかかります。

その分コストも、クロスを貼るよりも若干高くなります。

でも私は、左官職人さんがひと塗りひと塗り丁寧に塗った、世界にひとつしかない表情を作れるこの漆喰壁を見ていると、とても癒されるんです。

優れた機能性だけではない、温かみのある、アートな漆喰壁にしてよかったなぁと思っています。

真っ白な漆喰は部屋全体を明るくしてくれます。

また、夜になるとスポットに照らされ、漆喰の塗り跡がアートのように浮かびあがってきて、味がありとてもかっこいいんですよ。

 

 

次回は、家族で漆喰塗り体験をしたお話をしようかなぁと思っています。

いつも見ていただき、有難うございます。

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