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2017.1.8 ソラマドデッキのメンテナンス

 

2017年、明けましておめでとうございます!

今年もソラマドおおいたをヨロシクお願い致します!

 

さて、今日は「ソラマドデッキ」のメンテナンスについてご紹介。

2016年の年末、武蔵町に建つソラマドのウッドデッキのメンテナンスに伺いました。

 

 

いつもはソラマドオーナーであるご自身でのメンテナンスをお願いしているのですが、今回はデッキ材が特殊なモノを使っていたため、初回メンテナンスはコチラでレクチャーさせて戴きました。

ココのソラマドデッキは「セランガンバツ材」という木材を使って作っています。

 

 

セランガンバツは非常に堅い材質でして、高耐久性で水に強いデッキ材です。

お値段は、いつも使ってる杉材に比べるとチョット高いかな。

基本的には非常に高耐久な素材なので、今回塗る「キシラデコール」は必須という訳ではありません。

杉材の場合は1〜2年に一度キシラデコールを塗ってあげると理想的ですね。

 

 

今回使う道具たち。

屋外用に防腐性能を高める塗料として「キシラデコール」というモノを塗ります。

塗る際に使用する刷毛やトレイ、バケツなどはハンズマンなどのホームセンターに売っています。

それぞれ2〜300円程度で購入できるモノです。

 

 

キシラデコールはこの写真の4Lで7000円ぐらい。

ホームセンターに売ってます。

8畳程度のデッキであれば2回分ぐらいかな。

 

 

まず最初に「養生(ようじょう)」をします。

塗ってる途中に塗料が壁や柱に付かないようにします。

この養生がイチバン大切です。

養生テープでしっかり保護します。

この養生テープもホームセンターにふつうに売ってます。

 

 

次は研磨。

今回のセランガンバツなどの堅い素材はいきなり塗っても塗料がのりにくいのです。

なので最初にサンドペーパーをかけます。

ゴシゴシ。

すこし手が疲れるぐらいです。

 

 

中央から右がサンドペーパー済です。

経年の紫外線で素材の色は飛びますが、磨けば素材の本来の色味は出てきます。

 

 

サンドペーパーの粒度は150番です。

いわゆるツブツブ(ザラザラ)の度合いですね。

次はいよいよヌリヌリタイムです。

 

 

では、ヌリヌリしていきましょう!

特に技は必要なし。

無心になれる瞬間。

 

 

ひたすらヌリヌリ。

鼻水垂れそうになりながらヌリヌリ。

年末のデッキ塗りは、ちと寒い。

 

 

そしてフィニッシュ!

キレイになったでしょ?

 

 

ココまでの所要時間は約2時間。

手を掛けてあげただけ「道具」は自分のモノになる。

365日のうちの1日の2時間を「道具」のメンテナンスに充てる。

つまり、2時間/1日/356日です。

子どもたちと一緒にやれば「道具を大切に使う」という事の体験もできますよね。

 

これがメンドクサイ!と思う方は、無垢のウッドデッキを所有することは止めといたほうが良いと思う。

だって、自分で手入れできない「道具」は、まさに持ち腐れですから。

持ち腐れ無いように、楽しんで使ってあげましょう!

一生のパートナーですから。

 

 

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