philosophyソラマド的考え方

2023.5.27 < Blog > 最高の立地に程々の家 VS 程々の立地に最高の設計(前編)

みなさんこんにちは。

 

ソラマドの造士です。

 

前回のBlogに関連して、しつこく大分市内の土地高騰に対してのレジスタンス価値観を投稿したいと思います。

 

まず最初にタイトルの『最高の立地に程々の家 VS 程々の立地に最高の設計』に関してですが、どっちが「良い悪い」の話ではありません。

 

そこはお間違えの無い様にお願いいたします。

 

 

さて、ソラマドに家づくりのご相談に来られている方々の多くが、土地探しからのお手伝いから始まるケースがほとんどなのですが、近年その最初のスタートから非常に苦労するシーンが多いと感じます。

 

特に大分市内に関しては、住宅需要に伴う土地需要と土地供給のバランスが「売り手市場」になってると思います。

市場原理の仕組みで供給より需要が上まってるので、地価が高騰している状況だと思います。

 

「広くて・安くて・便利が良い」そんな物件あったら良いのですが、実際はなかなか無い状況です。

そんな状況での土地選びで、次に考えるべき思考のステップがあります。

 

 

それは、それぞれの土地選びの要素である「広さ」「価格」「利便性」のいずれかに何らかの優先順位をつける、というステップになるかと思います。

 

まずは「価格」について。

 

ここで言う「価格」とは、その土地の総額と面積から算出する「坪単価」のことを指します。

そして、この坪単価は希望されるエリアによっておおよその相場観が決まっています。

やはり「住みたい!」と多くの人が思う立地のエリアは総じて坪単価も高めです。

 

逆に坪単価が低いエリアについては、「住みたい!」と思う人が比較的に少ないという事でもありますね。

先ずは、ご自身が希望するエリアでの標準的な坪単価を知り、その上で相場観に応じた土地を選ぶべきだと思います。

 

 

ある一定のエリアでの標準的な坪単価に比べて、極端に低い土地はそれなりの理由があります。

そのような物件は、ふつうに家づくりを計画する際に根本的に障害になるような要因が隠れている事もあります。

 

その障害をクリアするために追加で費用が必要だったりして、結果的にそのエリア相場と同様の坪単価になってしまったり、、。

しかしながら、その坪単価が低い要因が設計力でカバーできる条件であれば候補にしても良いと思います。

 

例えば変形地や狭小地・旗竿地などですね。

ちなみに、そこはソラマドの得意分野でもあります。

 

 

次に「利便性」について。

 

一般的に「利便性が良い」とは、徒歩圏内に駅やコンビニや学校、高速インターなどの社会インフラが充実してるエリアだったりしますよね。

 

これまた「利便性の良い」エリアは総じて住みたい人も多く、コスト(坪単価)も連動して高めになる傾向にあります。

しかしながら、この利便性については「程度の差」もかなり存在してまして、人によって重要視する「利便性」の種類も人それぞれだったりします。

 

「駅近がいい」「コンビニが近い」「病院が近い」「高速のインターが近い」「学校が近い」「公園が近い」「実家が近い」などなど、、、。

 

 

これらの利便性について、ご自身やご家族がどこまで真剣に必要だと感じるのか?そこも今一度見つめ直すと良いかもですね。

「なんとなく、、」程度の価値観にこだわって、本当に自分の大事にしたいライフスタイルを見失ってしまう可能性もあります。

 

あと、乱暴な言い方にはなるんですが、この「利便性」についてはご自身で「ちょっと頑張って」カバーができたりする事もあったりします。

 

その「ちょっと頑張る」で、今まで見つからなかったエリアでの土地探しに終止符を打つチャンスが巡ってくる事もあります。

 

 

なんとなく「いいな」と思う利便性のポイントを書き出して、その優先順位を想像してみて、もし何かしらの候補地が見つかった際にその優先順位の要素が無かった場合に、ご自身やご家族の頑張りでカバーできる事なのかどうか?も考えてみると良いかもです。

 

仮にご自身やご家族にとって優先順位トップの利便性の要素が「ちょっと頑張る」でもカバーできないような内容だったりした場合は、「価格(高い)」や「広さ(狭い)」の負担を受け止めるしかないと思います。

 

 

次に「広さ」について。

 

この広さについても、皆さんそれぞれの「暮らし」への価値観によってかなり大きさに差があります。

 

なんとなく「広い方がいい」という感覚もあると思いますし、それなりに敷地内にボリュームがあると可能性として「できること」の種類も増えます。

 

特に大分県はなんだかんだで車社会ですし、基本「車」での移動が生活の前提になっていると思います。

実際に設計打合せでも『駐車場1台で良いです!』っていうケースは稀でして、ほとんどが2〜3台以上での設計を求められるケースがほとんどかな。

 

そうなると、それなりに敷地面積に余裕がある方が、建物の設計に影響が少ない事も事実ですので「やっぱり広い方がいいやん!」って思われるかもしれません。

 

 

しかしながら、「身の丈に合った」サイズの土地を選ぶ事も大事な価値観です。

 

敷地が広くなれば外構費(エクステリア)もそれに比例して想定が必要になりますし、日常でのメンテナンスも課題となってくる事も事実です。

 

これまた乱暴な例えになるかもですが、「靴選び」みたいなもんですね。

『やっぱり靴は35センチ以上じゃないと靴とは呼べん!』みたいな人、、居ませんよね?w

 

皆さんそれぞれのサイズ感に合った靴を選ぶじゃないですか。

全ての人に当てはまる例えではありませんが、そういう感覚も必要なシーンがあることも事実です。

 

 

それら3つの要素に関連した「価値観」の優先順位をつけて土地選びをすべきなのですが、僕らソラマドで推奨する価値観の優先順位は、、、「程々(ほどほど)」です。

 

程々でいいんですよ。「あれも無いし、これも足りないし、、、」って思われるかもですが、その「無いもの」「足りないもの」を補完して、むしろアドバンテージに変えるエッセンスが僕たちにはあると、勝手に思っています。

 

 

そんな程々の立地に最高の設計を提案することによって、程々の立地が最高の立地になるソラマドライフ。

土地選びにご苦労されてる方は、ぜひ一度ソラマドの設計を体感しに来てください。

多分ですが、感覚的に土地選びに疲れた心を癒しながら、明日への希望が見えてくる、、、、、かもですw

 

ぜひ、モデルハウスでその設計エッセンスを感じてください。

 

ちなみに、その「程々(ほどほど)」についても地域によっては違うんだなぁ〜、、と感じた逸話がありますので、それは「後編」で詳しく書きたいと思います!

 

ソラマドでは土地探しのお手伝いも致しております。

ぜひお気軽にソラマド大分モデルハウスにご来場ください。

僕たちもお気楽にご予約お待ちしております!

 

モデルハウス見学予約はコチラから。

 

ではでは。

 

 

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