buildingソラマドの家づくり

<Blog>「同じような家」になる理由について考えてみた

皆さんこんにちは。

ソラマドスタッフの造士です。

 

台風が近づいてきてますが、なんだかこの台風が一過したら梅雨明け?って気がするんですが、どうなんでしょうか?

 

さて、今日のお題は「同じような家」になる理由、、。

 

 

なぜこのようなタイトルになったかというと、今日モデルハウス見学に来られてた方が『住宅展示場に行ってみたけどスゴイ家ばかりで、、、それからハウスメーカーさんが持ってる大分市内の大規模な分譲地を紹介されて見に行ったけど、なんだか同じような家ばかりでワクワクしなかった』というお話をされていたので、なぜそのような感覚になるのか?と、そもそも論として何故にそのような画一的な印象になるのか?を考察してみました。

 

 

「スゴイ家」になる理由は後にして、最初に「同じような家」になる理由ついて考えてみます。

 

でも「スゴイ」と「同じよう」って、言葉だけだと相反するんですけどね、、。

 

さて、そもそも論として家であろうがなんであろうが、顧客ニーズの無いモノやサービスは商品として売れません。そしてある程度の量の供給(販売)を目指すなら、その様々な顧客ニーズを平均化して「もっとも多くの人が求める価値観(ニーズ)」をカタチやサービスにするでしょう。

 

 

つまり、住宅産業でいうなら「もっとも多くの人が求める価値観(ニーズ)」を住宅として設計すると、いわゆる結果として「同じような家」になるんだと思います。

 

僕が言いたいのは、それが「悪い」とか「良い」とか、そういうことでは無いんです。

 

事実として多くの方が求める価値観(ニーズ)の最大化と平均化を同時に「住宅設計」に変換するとそうなる傾向がある、ってことが言いたいのです。

 

でも、それがもしかして「同じような家」だと感じる理由なのかな、、。

 

 

そして次に「スゴイ家」の理由について。

 

価値観の平均化から設計された「同じような家」だけだと競合他社との差別化ができないので、その中で選ばれる「理由」の味付けが必要になるでしょう。

 

今日のモデルハウスご見学に来られた方がおっしゃってた「スゴイ家」の感覚も、その「味付け」なのかもしれません。

 

では「なにがスゴイのか?」

それは、設備としての最新便利快適機能が「スゴイ」だったりするのかな?

もしくはとにかく「デカイ!」という「スゴイ」なのかな?

もしくは有名芸能人をCM起用できるようなブランド力だったりする「スゴイ」なのかな?

 

 

もしかしたら、そのような顧客ニーズの平均化された「みんなが求めるコト」をカタチにして、それにチョット「スゴイ」の味付けをして差別化された「住宅」に、多分ですが多くの方が平均化された「安心」を感じるのかもしれません。

 

だから商品になった「住宅分譲地」を眺めると、そんな「安心」の集合体を感じて画一的な風景に見えるのかもしれません。

 

「みんな一緒」は、なんだかんだで問答無用に「安心」なんだと思います。

 

でも、、『なんかそれちょっと、、自分の感覚と違うな、、』っていう、少数派なチョット「変な人」が居るのも事実。

 

画一化された偏差値教育には収まらない破天荒派な人も、世の中には少数派ですが確実に居るんです。

 

そんな人たちがソラマドオーナーさん達なのかどうか?は、、、わかりませんw

 

 

でもどこか「自分は違うな、、」という感性を優先したい価値観のマイノリティー(少数派)な方が世にいらっしゃるだろうと、期待する気持ちは勝手にあります。

 

だって、私(造士)は自分の感性を平均化して偏差値として中央値からどのぐらい離れてるか?なんか興味無いもん。

 

そんな価値観の方に、いろいろ不安や課題はあるでしょうけど、僕らは寄り添いたい。

 

だから、多くはつくれないから年間棟数も限られる事実。

でも、僕らはそれで良いと思っています。

オリジナルな価値観の大量生産は自己矛盾だと考えるから。

 

 

さて今回、そんなソラマドオーナーさんと一緒につくった「スゴク」も無く「同じような」でも無い、お引渡し前のソラマド完成見学会イベント開催のお知らせです。

 

今月の7月9日(土)10日(日)11日(月)の3日間で開催する『ほぼ平家のソラマド in 大分市徳島』のご予約受付中です。

 

『ほぼ平家のソラマド』完成見学会イベント予約フォーム

*イベント詳細はコチラからご確認ください。

 

なんとなく、ソラマドが設計提案する唯一無二の世界観を素直に理解することに、僕のブログの理屈は必要ないのかもしれない。

大切なのは、ソラマドが設計した空間に出会った時に感じる感性の直感。

気楽で、おおらかで、いつまでも飽きない生活道具。

スタッフからはいつも「造士のブログは理屈っぽい」と言われるので、僕の理屈を読んで「メンドクサイな」って思う方は、ぜひ今回の『ほぼ平家のソラマド』完成見学会イベントを見に来てください。

僕の理屈が屁理屈ではないという最低ラインは、イベント会場で確認できると勝手に思っています。

なんつって。

 

ではでは^_^

 

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